*明日が秋分の日なので、再投稿しました!
星占いでは1年間の社会情勢を春分図で読みます。ただ、春分以外にも重要な時があります。今回は秋分の星模様を考察し、冬至までの社会を予想したいと思います。
秋分は9月22日ですが、太陽が天秤座に来た時のホロスコープから読み解くので、22日の21時44分頃の星模様を分析いたします。
1. 金星と冥王星がスクエア(90度)という角度を正確にとっています。しかも、第5ハウスにおいてです。金星は若い女性を表します。ここから、若い女性、特に未成年の方々は恋愛において気を付ける必要があると思います。望まない妊娠や性病等にこれまで以上に気を付けてください。
2. 第12ハウスに月がいます。更に、天王星とコンジャンクション(0度)、海王星とセクスタイル(60度)、冥王星とトライン(120度)というアスペクトを形成しています。土星外惑星と強力な関係性を持っていますね。
また、12ハウスは福祉、病院、刑務所といった場を表しますが、今回は霊的な感性を表す場として解釈したいと思います。そうすると、月は庶民を表すので、スピリチュアルな目覚めを多くの人が経験するタイミングが到来するかもしれません。意識改革の時の到来です。
3. 第1ハウスに火星が来ています。土星と正確ではないですがトライン(120度)のアスペクトを形成しています。国民の間で対立が生じるかもしれません。ストライキや反政府運動といった動乱も暗示されています。ただ、土星と良いアスペクトを形成されているので、暴動のようになることはないでしょう。
4. 第9ハウスに土星が来ています。伝統的には、船に関する問題の暗示です。ただ現在は、飛行機の方が外国とのつながりを象徴するので、飛行機に関する問題も暗示しているといえるでしょう。この問題は(ネガティブで申し訳ないですが)事故の場合もありますし、船舶・航空業界をストップさせてしまうようなストライキもありえます。
5. 最後、日本のリーダーについてです。太陽の状態で考察します。まず、アスペクトは月とトライン(120度)、天王星とトライン(120度)、海王星とオポジション(180度)、冥王星と正確なトライン(120度)です。冥王星と天王星が強く後押ししていますが、海王星とオポジションを形成している点が、少し気になります。というのは、太陽は第4ハウスに位置し、海王星は第10ハウスに位置しているからです。第10ハウスの海王星は政府が不安定になる暗示です。
これが太陽とオポジションという角度を取るのですから、日本のリーダーは自分の力を発揮しにくくなってしまうかもしれません。政治的問題を抱える可能性があるからです。もし選挙があったら、大敗するという感じです。でも、冥王星が力を与え、不死鳥のように復活するというイメージがあります。
太陽が位置する第4ハウスは伝統的に野党を表します。もしかすると、政権交代もしかすると、与党の非主流の人がリーダーになる可能性があります。
個人的に、このリーダーは月と良いアスペクトを取っているので、世論の後押しを受けることができると思います。人気のある人でしょう。
天王星との良いアスペクトから、これまでの政治を変えようとする意識を持つ人だと思います。
そして、第4ハウスは農産業とも関わるので、農林水産関係と縁が深いリーダーかもしれません。
新しいリーダー(すなわち総理大臣)は、世論の人気が高い人、非主流の人(野党寄りのタイプ)、これまでとは異なることをしようとする人、農林水産に強い関心を持っている人(自分の政策の一丁目一番地は農林水産だと公言できるタイプ)だと予想できます。
以上が秋分の星模様でした。少し前向きな感じがします。最後までお読みいただきありがとうございました。
*以上の解釈は The Annotated Raphael's Mundane Astrology (2013 Edition) by Anthony Louisを参考にしています。