みなさんは不定愁訴という言葉をご存知でしょうか。
頭が重い、体がだるい、疲れが取れないなどの
検査では全く異常が見られないのに、なんとなく体調が悪いといった状態のことです![]()
内科ではよく聞く話なのですが、実は歯科にもあるのです。
歯科心身症といって
・口の中がピリピリする
・歯が慢性的に痛い
・噛み合わせがあわない
・口の中ががネバネバしたりテープやワイヤーのようなものがある感覚がする
・他人からは口臭が感じられないのに自分では口臭を感じる
などの様々な症状があります。
患者さんの8割は女性で、更年期でホルモンバランスが変わることなどが原因のひとつです。
多くが歯科で治療をしたタイミングで発症するので
患者さんは治療をしているのに症状がなくならない、または悪くなっていると不安になってしまい、
歯医者も正しい治療を終えてレントゲンなどの検査をしても問題がないのに
症状が消えずに悩む、というとても厄介な状態になってしまいます![]()
原因は何らかの要因で脳がエラーを起こしてしまい
口の中の感覚を正しく処理できていないことにあります。
脳に問題があるので治療には抗うつ薬などを用いるのですが、
もともと精神疾患を患っている患者さんの割合は2割程度と
それほど多くなく、なかなか治療にたどり着けないようです![]()
残念ながらこれらの症状は歯科医師の中でもまだまだ知名度が低いところもあるようです。
治療をしてもしても消えない症状にお悩みのことがあれば、一度
かかりつけの歯医者さんに相談してみてもいいかもしれませんね![]()