1月ヌクッチが帰って来てから



仕事はめまぐるしく急展開



急展開させたのは



私達自身作った企画が原因だが…



仕事は順調に進んでいる



ブログ、サボっている…汗



いや、忙しすぎるのと



比嘉とイチャイチャしすぎて



書く事が出来なかっただけで…汗汗



かなり、色々な面で進展している









2月の時点で、来期、うちの部署は予定以上の人員増加が必要になった




5名ほどの有資格者



そして1名の事務員



それ以外に、夏には決まっていた新入社員2名



これが、来期うちの部署に配属される



が…



多香子は、4月から産休に入る


槇は10月に結婚する事になり、本人の意思により



4月から主任を降任する事になった



槇は、10月以降、仕事を続けるかも今は保留と言う状態で



御主人は続けていいと言っているが…



1度結婚に失敗している槇は



『本当に今回は、無茶出来ないのDASH!』って



気合が入っているのか…


マリッジブルーと言うやつなのか?





それに、有資格者、つまり私、槇、多香子、比嘉、新卒新入社員及び今回公募で集った人員5名は



重要な仕事があり…



社外研修に1年間行かなければならない



が、多香子はもちろん不可能



たぶん、槇も…



私も業務的に不可能



新入社員も、不可能



では…残りは槇、比嘉、公募の5名の6名




この6名は、社外研修に出る事になる







2月初旬



全国の支社から有資格者が自薦・他薦問わずで募集され、



2月21日に面接等が行われ、直ぐに5名決定した



そして、2月28日には各自の研修先が決まった




事務員関しても



本社から、自薦・他薦問わずの募集され



これも2月21日には、面接など行われ直ぐに1名が決定した










これは前置き



とんでも無い事が



今既におきています



日記と言うものは…



毎日書かないといけないと



つくづく思う



このとんでもない事を…



明日以降、きちんと報告します。

比嘉が家に戻って来てから…


なんとなく…微妙な感じ汗


ギクシャクしてるとかじゃなくて…


それなりに仲良くラブラブラブラブな感じなんだけれど…





比嘉が戻って来て数日は私は体調が悪くて、仕事を休み病院通い


その間、比嘉はすごく優しく献身的に尽くしてくれた


元気になってからも


今まで以上に、互いの事を大切に思うようになった


家で一緒に過ごす時間も長い…というかぁ汗


家にいる間は、片時も離れないのが、現状



べったり一緒ドキドキドキドキ


『お前ら馬鹿か』って突っ込まれても仕方がないなぁって思うほど汗



じゃあ、何が微妙かって…






比嘉が麗奈と一緒に楽しそうにしている現場を見た私の心の中に…微妙な気づき


私はもともと比嘉を一人の部下としてしか見て無かった


花火の日…


比嘉の悪戯にドキドキした

でも、男性としては見て無かった


かわいい部下だった


海に連れて行ってもらった時


ほんの少し…ドキドキがキュンに変わった


比嘉が熱を出して家に転がり込んだら頃


愛おしいと思う様になった


比嘉は私を上司として、年上の女性として、母親や姉の面影を重ねていると感じていたから


気付かないうちに、私は頼れる女性、キチンとした女性でいないと比嘉に嫌われると思うようになってた


だから、簡単に言えば、比嘉の前では気取っていた…


比嘉には甘えたりもしなければ、だらし無い部分もみせず、出来る女性でいるように、



知らず知らずのうちにそうする様に努めていた


だから、ヌクッチが戻って来て私が、ヌクッチの前で、



昔の様に…ヒラ社員の時の様に、キャピキャピ振る舞ったら、

比嘉はそんな私を、自由な笑顔をヌクッチに見せると嫉妬した

後で、山本や内海にも言われたが、『課長も、部下だったんだ~』って言われた

最初、意味がわからなかったが…説明されて、なるほどと思った

山本や内海が思うのだから…比嘉はもっとそう思っただろう

ヌクッチにも、言われた、女性である前に上司としての私が勝っていると…そう見えると言われた


だから、比嘉の前で、本当の私でいようと…

努めている


こんな事に…努力を要するのか?

これでいいの?

自問自答

前の方が…自然だったような







そして


比嘉は…


私は比嘉が家を出て行ったのは、私とヌクッチの事が嫌だったのと、



私が比嘉に『子供っぽい』と言ったことが原因だと思っていたが


本当の理由は

別にあった

ヌクッチに聞いて初めて知った

理事達に、私と比嘉は『見合わない』『格が違う』と…

でも、もっと比嘉を苦しめた一言

『相澤も落ちたな』


『相澤は思ったより出来る奴じゃなかったよ。男に左右されるとは…』


『ダメ女だ…騙されてるって気づかないのか?』


『無理でしょう!40前の独身女性が、若い美男子に、抱かれたら…』


そんな会話


下っ端達が休憩中にしてるのなら

先日のブラック騒動と変わり無いが

理事の数人が会議室でヒソヒソ話してれば…

それも、比嘉が誰だかも知らずに、本人の前で…


比嘉は、ああ見えてもプライドは高いし、負けず嫌いだし


そして、人一倍、傷つきやすく、人に嫌われる事も嫌い。耐えられない。


そんな事言われて、平然と私と付き合っていられるわけがなく


苦悩の策が、麗奈と付き合い私を引き離す事。

それと同時に仕事に打ち込む事。


仕事に対する意気込みはすごい。

ヌクッチも感心している

もともと利口な子なんで、ちょっと努力すれば、人の何倍も出来る様になる

1月以降、比嘉の急成長は、計り知れず…

石井や高橋すら、自分のポストが危ういと感じ始めている



そう…


戻って来た比嘉は


『別れられない。ずっと側にいたい。そのためには、凛子に見合う男になる。』


そう、仕事中は私以上に仕事人間に…

家に帰って来ると、その反動で、子供返りしてしまう。

それで甘えてくれれば…


丸くおさまるのに

比嘉は私に甘える自分自身が許せない

そこで、ジタバタ

心の葛藤







なんとなく…



見えない心の隙間



以前とは違う、微妙な違い








そんな



繰り返しの日々



二人の仲を苦しめるもう一つの現実…




泣いたり、笑ったり



怒ったり、拗ねたり



考え込んだり



でも、基本は大好きラブラブ愛しているドキドキ



こんなに人を思った事は無い



今の時間は



私と比嘉にとって



すごく大切な時間



今、すごく幸せですドキドキ



永遠に続きますように…




こんばんわ。お久しぶりです。



生きてます。



それなりに…???



かなり、幸せな時間を過ごしていますドキドキ



問題、いっぱい発生していますが…




結論から言うと…




比嘉とは順調ですドキドキ





仕事がかなり忙しいのと



以前みたいに、自由時間…




そんな時間は、今の私には必要無く



そんな自由時間を取るぐらいならば…



1分、1秒でも比嘉の傍にいたい…今日この頃




ブログの更新をする為の時間も惜しく、比嘉とべったり一緒にいますラブラブ





今日は比嘉は、まだ帰って来ていません…



ヌクッチのシゴキを受けているのですあせる



つまり…残業ですねニコニコ



なので、久々にブログの更新…




このまま、ブログを更新せずに、消える事も可能だったのですが



そんな事をすれば…



8月から、今までの私たちは一体…何だったのか???



う~~~ん



違う…比嘉との思い出を…きちんと残しておこうと思うので…



タイムラグはあるのですが…



きちんと、書き残そうと思います。





☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


2月14日(月)



比嘉が帰って来たところまでは、前回に書いた通りです。



その後、比嘉はご機嫌に



『夕飯作って上げるね音譜お粥でいい? 俺、お粥作るの上手いよラブラブ』って



自慢げニコニコ



スーパーで買いこんできた食材…



比嘉は、私の家の冷蔵庫の中に…何も食べる物が入っていない事を



確認していたみたいで、いっぱい買って来てくれた



それを冷蔵庫へ入れようとドアを開けて



『あつ!』





あっ。そうだ…忘れていた…



バレンタインデーの『フォンダンショコラ』








そう…



1月25日



比嘉がサプライズでケーキを準備していてくれた



例のケーキ屋のおじさんに比嘉のデザインしたケーキを…



その翌日



不意に思い立って、ケーキ屋さんにTELして



バレンタイン用にチョコレートケーキを発注した



おじさんは



私が比嘉の…と直ぐにわかったらしく



『わかりました。私に任せて下さい。』って喜んで引き受けてくれた



比嘉へのバレンタインのサプライズを考えていたのです。



でも、その数日後には…比嘉はこの家を出て行って、



麗奈と付き合い始め



私は…どん底に…



ただ、仕事に打ち込む事



職場では、笑顔で元気にシャキシャキと仕事をこなす



出来る課長に徹する事で精いっぱいだった




だから、ケーキの事も完全に忘れていた



違う…




格好悪くて、キャンセルも出来ない…



それだけじゃない…



受け取ってもらえなくても



気持ちだけは伝えたいって



なんか、高校生みたいな純情な感情



そんな気持ちもあった



どうしよう…



どうしようって悩んでいるうちに





13日の日に、ケーキ屋さんから留守電が入った




『14日朝には、出来上がっていますので…


いつでも、お越し下さい。』




という、内容だった。




どうしていいのか、わからないけれども



ケーキ屋さんには、ご迷惑かけられないので



14日、病院から家へ戻る時に、ケーキを取りに行った



おじさんは事情を知らないので、満面の笑顔で



『フォンダンショコラです。比嘉くん、これ好きなんです。


食べ方は、比嘉くんが知っているので、


お二人でゆっくりお召し上がりください。』




そう言われて…ケーキを受け取り、帰って来たが



内心…



『これ…どうしようか?やっぱり、渡せないよ。』



なんて思いながら、帰って来て、冷蔵庫にケーキの箱を入れたのです。







現実逃避なのか、


やっぱり、あの熱で、脳みそまでやられていたのか



その事を忘れていた…








比嘉が、きょとんとした表情で



『これ、おじさんのところのケーキだ! あれ?凛子…これどうしたの??』



おじさんのケーキ屋さんは、今は表向きは閉店中なので、



直接予約してしかケーキを買う事が出来ないので



予約しない限り…ここにケーキがある事は無いのです



だから、比嘉は驚いた訳で



『あ~~~ぁ。これね。 う~~ん。』



すごく照れくさかった



渡せないと思っていたのに…



渡すなら…とびっきりのサプライズを考えていたのに



こんな…グズグズの感じで比嘉に渡す事になるとは



思っていなかったし



久々に、比嘉と普通に話せたばかりなので



妙に、恥ずかしかった




『もしかして…バレンタインの…???』



『うん…』



『エへへ…ニコニコ ニ~~~~ィべーっだ!



ってすごく嬉しそうな表情



箱を取り出すと



『開けて…いい??』



『うん』









比嘉は…今まで多くの女性からチョコレート



これまた驚く様な数



もらっている



でも、高級なチョコレートや貴金属などプレゼントだけ



ちゃっかり受け取り



それ以外は…



そう、手紙とかそういうの全て



駅のゴミ箱に捨てて帰っていたらしい





そんな比嘉が




私からのチョコレートケーキを嬉しそうに受け取った



『ありがとうラブラブ 初めてだよ。バレンタインにチョコもらって、嬉しいって思ったの』



って、ニ~~~って笑った



さっき、泣きやんだばっかりの真っ赤な目に、また涙



『比嘉…どうしたの?どうして、そんなに泣き虫なの?』




そしたら…



『俺…本当に凛子のところ戻らないつもりでいたのに…



凛子ずっと俺の事、思っていてくれたんだって…



ありがとう』









こんな比嘉が、すごくすごく



愛おしくて



大切で







だから…



『愛してるドキドキ』って言ってみた



『うん。俺も、愛しているラブラブ






やっと、やっと



お互いに素直になれた



やっと、やっと



一緒にいれる



これから先



ずっと、ずっと



幸せでいれる





そう、この時は思ったのです。









2月14日(月)



前日の13日の夜、看護師に止められたにもかかわらず



強引に退院した私は



14日の朝…体温も計らずに出勤…



仕事休む訳にいかないしね…



いつも通りに出勤したら、ヌクッチが驚いたえっ



『おまえ!ばかか!!そんな体で!!!!』



周りもその言葉で、私が体調崩している事に気付いた…



いや…確信したと言うか、口にしていいのだと思ったらしく



『無理はいけない』とか、『仕事は任せて下さい』とか



ウザウザ言い出した





そのな、月曜日の朝…



無理は承知なんだよ…



でも、仕事休みたくないんだ…



あれ?比嘉。まだ来ていないんだ…



やっぱり今日も、麗奈と御出勤かな?



あの時の事は?



あの手紙は?



あのみかんのメッセージは?




そんな事、ボ~~って考えながら、仕事の準備に取り掛かっていたら




始業直前、バン!!ってドア開いて、比嘉が入って来た




息切らしながら




一目散に、わき目もふらず



私の方に突進してくるから



私も、メンバー達も固唾を飲んだ



ダ~~~ァって私の元まで来ると、険しい顔が急に安堵の表情に変わって…



体、前かがみにして、手を膝につくようにして、もう片方の手で私の手をギュって握った



?????



『おはよう…ございます。  …よかった、無事で…』




それだけ言うと…席についた





周りも…取り合えず見なかった事



無かった事の様に振舞ったから



その様に私も振舞った





普通に朝のミーティングが始まり、今週のスケジュールなどなど



2月中にすべき事がドンドン上げられ



慌ただしさ、ヒシヒシと…



でも、ミーティング終了時にヌクッチが



『おまえは、治るまで出勤するな!いいな!業務命令だ!』



って、強制退去させられた。







渋々、会社を後にした私です。



前日に、入院費を納めて無かったので



帰りに病院へよって入院費を納めようと思い



駅までの途中の銀行により、出金…



そうしたら、メール手紙



誰???



比嘉からだ!




見ると



『勝手に退院したらダメだろ!

どうして、連絡くれなかったの?

朝から病院よったら、勝手に帰ったって看護師さんが言うから…

心配でマンションまで見に行ったんだよ!

本気で心配したんだむかっ

取り合えず、一旦病院へ戻れ!いい?

連絡待ってるからねラブラブ




うん?????




なんだ…




取り合えず…病院へ行くと外来の看護師に取り押さえられ



点滴をされ…



『先生の退院許可が出て無いので…』って病室へ連行され



ウダウダと主治医と話し



昼過ぎに解放された



後2日は点滴を受ける為に通院しろと…






ま、そんな感じ




家に帰って、一人ベッドにもぐりこみ



寝ているとメール手紙



時間は6時過ぎ



『生きてる?どうして、メールくれないのかな?

心配してるんですけれどむかっ

今、仕事終わったので、帰ります。』



帰ります?



帰って来てくれるの?




よほど、熱で思考回路が崩壊して考えられなかったのか…



12日以降に起きた事が…はっきり言って、理解できていなかった



この時点まで…







7時過ぎ…



玄関の開く音



ドキドキが止まらない



ベッドから飛び起きて、リビングへ



そしたら、そこには寒そうな顔して、



両手にスーパーの大きな袋を持った比嘉が



鼻すすりながら、立っていて



『あ!無理したらダメだよ!寝てなきゃ!』



そう言って、袋を床に置くと



私の方に歩み寄って来た



『ただいま』って



ギュ~~~ってする比嘉の体は冷え切っていて冷たくて



私も比嘉の事をギュ~~~ってしたら



あれ?????



『泣いてるの?』



『ごめん。本当にごめん。』



『何が?』



『家出て行った事。寂しいってい言っている凛子に貫井のところへ行けって言った事。麗奈との事。いっぱい…』



『いいよ…比嘉が悪いんじゃないから』



『酷い事した…知ってたんだ。凛子が辛い事も…体調崩してる事も…貫井のところなんかへ行かない事も…』



『……』



『麗奈の事も…傷つけたし。酷い事したから…俺…何も変わって無いよ。前の酷い奴のままだ。』



『そんな事…無いよ』



比嘉が…涙ボロボロこぼしながら、まるで子供みたいに泣くから



私、比嘉が帰って来てくれて嬉しかった気持ちよりも



比嘉が、私以上に辛くて寂しい思いしていた事に気づいて



そしたら、今まで以上に比嘉の事、愛おしくて、大切になった





『大丈夫だよ…比嘉。戻って来てくれてありがとう。



私、比嘉がいないと…本当にダメみたいだよ…



ずっと、傍にいて、私の事…支えてくれる?』




『うん。俺の事も…』



『うん。当然でしょ!一人じゃ、寂しくて…ダメなくせに』




そんな感じ…








何してるんだろう…



くっついたり



離れたり



でも、今回の件は…



その後、つまり今の私たちの関係に…大きく関係する事になるって




この日、2月14日には思ってもいなかった




比嘉は、私に見あうようになりたくて



私は比嘉に嫌われないように、本当の自分?を隠してる




その事が…微妙な空気を作る事になる事



でも、お互いがお互いの事を…今で以上に大切な存在になっている事に



気付いてしまった事…



だから、余計に辛い事




この日には気付かなかったの…



最近、先週は体調悪くて…仕事も、初めて数日休む事になり



治ったと思えば…貯まった仕事に追いまわされていますDASH!



少し古い話ですが…この2週間ほどで…



色々あったので…順を追って書きます。



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翌日(2/13)、10時前に病室へやって来たのは




ヌクッチ




『よ~~。ちょっとは元気になったみたいだな~退屈してるだろうと思って!これ、持ってきた』




この期に至っても、私に仕事をさせる気かむかっ




持ってきたのは、仕事関係の専門書



頭、痛いんですけれど…



そして、直ぐに本題に入った…



もちろん…



仕事の話




本当に、この人は仕事バカだと確信した





12時の昼食前まで、みっちり仕事の話をして




ヌクッチは帰って行った






昼食後…



またしても、看護師が申し訳なさそうに入って来た



昨日(2/12)の朝、点滴を替えていた看護師だ



『あの~~。昨日の彼氏が…これ。年上の彼氏さんと鉢合せになったら、やばいかな~~ぁって…



病室行くの止めたんです。』



その看護師は、紙袋を私に渡した



中身は、みかん。



みかんには顔が描かれていて、



お子様ランチの旗みたいのが、刺してあって、




『凛子、大好きドキドキ



『早く元気になってねドキドキ



『ごめんね汗 許してねラブラブ



とか、色々書かれていて





比嘉…どうゆう事なんだろう…



この言葉、行動を信じていいのかなあ?








さて、さて、




そうよ、そう!!



ここの病院の救急とこの病棟のナースステーションでは



私と比嘉とヌクッチの関係について…



勝手な妄想が繰り広げられている事を



その時知った…




妄想その1



ヌクッチは元旦那。比嘉は今の彼氏!


元旦那は、今でも元妻を愛していて


復縁を迫っている…





妄想その2



二股疑惑……




妄想その3



ヌクッチが本当の彼氏で



年下ストーカー比嘉くんが私を付きまとっている




妄想その4



ヌクッチが元彼、比嘉が今彼







なんだ…??????



なんの話をナースステーションで必死に話しているんだよ!!




だから、言ってみた



『どっちが、彼氏だと思う?』



『ナースの間では、若い方っていう人の方が、多いですよ!』



『ふ~~ん。大分、年離れているけれど…変じゃない?』



『え~~!そんなに年離れていますか?5.6歳かな?って』



『あの子、30ぐらいに見える?』



『え!相沢さんっておいくつでした?』



『カルテに書いて無い?』



『あ!!』



『36なんだけれど!』




『え~~32歳ぐらいかと!』




『微妙な年齢…言われてちょっと複雑… あいつが25歳ぐらいに見えるか~それはありかな。』




『彼氏いくつなんですか?』




『23だよ。』



『え~~~!13歳も違うの~~』



当然の驚きだろう…



『でもね、どっちも彼氏じゃないかな…上司と部下だよ…』



『え…上司と部下が、同じ女性…』



『違うよ!!』



もし、ここで同僚には元婚約者もいるの…って言ったら



ナースステーションは仕事にならなかっただろう…



恐ろしくて言え無かったし、いう気も無いが…






その後、『上司と部下』の三角関係妄想が…繰り広げられ



いづらくなったのと…仕事に行きたかったので



13日の夜…


無理を承知で…強引に退院して来ました



比嘉にもらったみかんを持って、比嘉が準備しておいてくれた服を着て…




比嘉のくれた、みかんの中に



『何かあったら、連絡して。今日は、麗奈とちゃんと話しあって…けじめつけて来ます。』



って書いた手紙が入っていた




比嘉…信じていいのかな??



戻って来てくれるのかな??





私…気付いた、比嘉の事、すごく愛している事



もう、離れられないよ…



でも、もう一つ



比嘉に嫌われたく無くて



私は本当の私を比嘉には見せていない事…



それにも、気付いた…




複雑な感情…