【レポート】11/04/20第7回アンダルシア製品展示会 | スペイン食文化協会のブログ

【レポート】11/04/20第7回アンダルシア製品展示会

こんにちは。

スペイン食文化協会の原田郁美です。

昨日、青山ダイヤモンドホールで行われた、

第7回アンダルシア製品展示会に加藤と行ってきました。

スペイン食文化協会のブログ-1
主催は、スペイン・アンダルシア州政府
アンダルシア製品輸出促進公社(EXTENDA)

43社もの企業が出展。

バー、レストラン、酒屋、プレス関係の方たちが足を運び
大変な賑わいをみせていました。




ハモンイベリコ、オリーブオイル、

シェリー、チーズ、ドライフルーツなど

バラエティに富んだアンダルシアの食材を楽しむことができました。


加藤は専門のオリーブオイルを周り、

私はシェリーに特化して試飲させていただきました。

シェリーとは

スペインのアンダルシアで造られる白ワインの一種で、原料は白葡萄が100%の酒精強化ワイン。製法は日本酒に似て、フィノと呼ばれる吟醸タイプから、オロロソと呼ばれる古酒、ペドロヒメネスと呼ばれる極甘口系リキュールタイプまで様々な製法がある。(OSBORNE資料を参考にさせていただきました)

スペイン食文化協会のブログ-2
ハモンイベリコと、OSBORNE[オズボーン]のシェリー
この牛のマークが目印。
スペインを車で旅したら、必ず一度は
この巨大な牛のマークに遭遇すると思います。

・株式会社シンポーフーズ


スペイン食文化協会のブログ-3
太陽のように明るい、コルドバ出身のイサベル。
発掘するワインにも定評があります。


スペイン食文化協会のブログ-2
イサベルお勧めの
エミリオ ルスタウ
DO ヘレス

・株式会社 飯田


スペイン食文化協会のブログ-3
アントニオ バルバディージョ
[ANTONIO BARBADILLO]
DO サンルカール デ パラメダ
こちらは、ミシュラン二つ星レストラン
サンパウ東京でもいただくことができます。

・株式会社 千商


スペイン食文化協会のブログ-4
スペインで飲むのも難しいほど貴重な古酒シェリー
バルバディージョのレリキア・シリーズは、
シェリー専門店しぇりークラブ
グラスで試すことができるそうです。

・株式会社 千商


スペイン食文化協会のブログ-1
1770年創業のシェリー・メーカー
マルケス・デ・イルン社のブランド
アレクサンダー・ゴードン
[Alexander Gordon]

・大栄産業株式会社



スペイン南部のヘレスという町で生まれたシェリー。

主な種類だけで

1.フィノ、
2.マンサニーリャ、
3.アモンティリァード、
4.オロロソ、
5.パロ・コルタド、
6.モスカテル、
7.ペドロ・ヒメネス、
8.ミディアム、
9.クリーム

(上から辛口→甘口)

9種類もあり、順番に飲み比べてその奥深さを堪能することができました。




その上シェリーは、大航海時代から飲まれる保存性の高いワインで、

ワインセラーや、冷蔵庫の野菜室に保管したら

開封後も3ヶ月以上楽しめるそうです。





シェリー、生ハム、オリーブ・・・。

太陽の恵みいっぱいのアンダルシアの食文化が、

これからもっと身近に楽しめるようになれば

日本はもっと明るくなれる、そう確信した一日となりました。



2011年04月21日
スペイン食文化協会
共同代表 原田郁美