先月、4月14日、埼玉県坂戸市にある聖天宮を訪ねました。
入り口の門からから✨煌びやか♪
今年は🐲辰年なので、龍🐉がいる神社やお寺を巡るのはとても良いとのこと♪
聖天宮は日本の神社仏閣ではなく、台湾の道教のお宮なのですが、沢山🐉龍がいるとのことなので、同じくパワーがありそうです。
九龍柱
台湾の「観音山」で取れる高さ5mもある「観音石」の一本岩から施された彫刻。
三層の深さもあり、細い所は小指より細い。
一つの彫物に九頭の龍を施すのは最高位の神様の威厳を表し、また「九」の発音は永久の「久」として縁起のよい数でもある
。
龍のロ、手には力の象徴である「龍玉」があり、天象を動かす時に用います。
龍の爪の数にも意味があり、五爪を持つ龍は「五爪龍(ごそうりゅう)」として最強です。
天井
日本人には余り馴染みが無さそうな道教ですが、
「陰陽☯️」、「五行」、「気」などの信仰、また「易」、「風水」などの学問、
他にも道教の伝説から由来する縁起の良い瑞獣「龍🐉」、「鳳凰」、「麒麟」、「鯱」などもあり、これらは皆さんも知っていて馴染みがあるのではないでしょうか⁇
聖天宮は貿易商を営んでいた台湾出身の『康國典(こうこくてん)』という方が創設者になります。
40代に大病を患い7年間の闘病を経て治癒の記念として、私財を投じて建立されました。
日本と違い台湾では、個人が願掛けや成就の感謝、宗教施設を建てる法的ハードルが低いので、商売で成功した証になど感謝としてお宮を建てる風習があるようです。
康國典は何人にも神恩にあやかれるようにとお宮を建てる決心をし、元々は生家で建てる予定でしたが、ご本尊のお導きにより建立の地として台湾ではなく日本の坂戸市が選ばれたという。
台湾から多くの装飾品や調度品、宮大工を手配し、建立に15年を費やし、1995年に開宮しました。
日本にある道教のお宮としては最大級なのです。
細工が細かいですね
中庭に面してある本殿
いやぁ〜これは凄い♪🐲
ちょい斜めから♪
横顔もカッコいい♪
聖天宮のご本尊【三清道祖(さんせいどうそ)】三神
中央 元始天尊〜天地創造の神様。万物の成り立ちを司る。
右側 道徳天尊〜万物を道徳へ導く神様。
左側 霊寶天尊〜万物に魂を司る神様。
色で方向が決まり、南は赤、東は青、西は白、北は黒になります。
右奥(陽側)に南斗聖君 〜万物の「生」を司り、生する行き先を決する神。
※小さくて見づらいかも💦
手前に四聖大元帥
奥(陰側)に北斗聖君 〜万物の「死」を司り、寿命を決する神。
死する行き先を決する神。
天公炉
間近で見ると色彩が良く分かると思います
道教は中国発祥の唯一の宗教と言えよう。
信仰は『神仙思想』、神様と仙人の伝承・伝説が根本であるがゆえ、開祖はなく、いわゆる経本もない。
日本の神道と神道における神々との関係と類似している。
塔の上から📷パチリ♪
お土産に冷凍食品など如何ですか⁇😉
なんか久しぶりに海外気分を少し味わえたかも〜。
🐉龍好き、台湾好きの方達にもお勧めなので、是非訪ねてみて下さい♪
※今回の記事は【聖天宮と道教】より引用させて頂いております。
訪ねて頂きありがとうございます♪🙇