コンビニの前で、
デカイ声で、
ダラダラの汚ならしいジャージを着て、
しゃがみ座り込んでる少年少女を見かけると、
悲しい気持ちになります。
群れてないと何も出来ないのかな?
そういう不良とか言われる子たちって、
実は劣等感のかたまりで、
小心者が多いんだろうなぁって。
社会から爪弾きにされてるみたいで、怖いんじゃないかな?
誰も認めてくれない。。
まともじゃない、
頭が悪い、
出来損ない、
愛されてない、
とかって、
自分で勝手に自分を追い込んでるみたいに感じる。
一人じゃ怖いから、虚しいから、
同じ穴の狢を探して、
同じ穴の狢と、傷の舐め合いをして、
自分を認めてくれない他人や社会を否定したり威圧したりして、
自分が強くなったような、
そんな錯覚に陥ってるだけなんじゃないかと思う。
弱いから群れる。
本当は優しい子なのに、
ネガティブな要素しかない集団に感化されて、馴染むに従って、
どんどん、
本当の自分を失っていく。
認めてほしいのなら、
認められるまで必死に頑張らなきゃ。
つらくても、
悲しくても、
頑張り続けなきゃダメだよ。
環境や社会や他人や親や兄弟のせいにして逃げるのは卑怯者のすることだよ。
情けない出来損ないの自分を正当化する為の言い訳。
目先、楽にいられること、現実から逃げることしか考えてない。
だから、
どんどん不安になるんだよ。
どんどん未来が狭まる。
ますます劣等感が増えて、
ますますおかしくなる。
全部自分の責任だよ。
私の友達に、
すごく大変な環境に育った子がいます。
私の実家の2軒となりに住んでる幼馴染み。
その友達が11歳の頃に、
母親は覚醒剤取締り法違反で服役、
父親はエリート公務員だったけど、母親の件で仕事をやめる羽目に。
そして父親はアルコール中毒になった。
息子である私の友達に、罵声を浴びせたり、暴力をふるったり。
お金もなくなるよね。
その友達、
高校にも行けなくて、
弟の面倒をみながら、
中学を出て働きに出たの。
それでも、腐らずに、
早朝から新聞配達をして、
それが終わったら大工見習いとして働いて、
帰ってきたら弟や父親の食事や洗濯をして、
それから勉強をしていたよ。
大検を受けたいって。
時々私に勉強を教えてって、
夕方、仕事が終った後に、ほんの30分くらいだけど、うちに来てました。
3年後、
その彼は、大検に合格。
それまでもずっと、
弟の面倒や家事もちゃんとして、
仕事も新聞配達も大工もシッカリ続けてた。
そして、
大学受験。
国立大学見事合格。
彼は建築士になりたかったの。
そんなグレて当然みたいな逆境でも、
彼は絶対にあきらめなかったし、
頑張り続けた。
どれだけ苦しかったか、
どれだけ大変だったか、
計り知れないくらいの苦労と努力だよ。
大学に通うには、大工の仕事は出来ない。
奨学金で大学に通ってた。
でも新聞配達はずっと続けてた。
週の半分は夜中に道路工事の現場で働いてた。
製図やレポート、提出物もたくさんある。
それでもずっとずっと、
彼は頑張り続けた。
そして建築士の試験に合格して、
念願の建築士になれた。
最初から彼は強かったわけじゃないよ。
時々私に言ってたよ、
「しんどい」
って。苦しそうに。
でも彼は、
自分の未来のために、弟の未来のために、
自分が腐っちゃダメだって、
頑張ればきっと夢は叶うって、私のおじいちゃんが言ってくれたんだって言って、
ずっとずっと頑張り続けた。
逃げることは、自分の未来の理想が遠退くこと、なくなること。
自分で自分の未来を潰しちゃう。
そんなことしちゃいけないよ。
もったいないよ。
不良なんかしてても、
グレてても、
一人になるといつも寂しくて悲しくて不安でしょ?
それは、
それが間違いだって、自分で分かってるからだよ。
私のその友達ほど強くはなれなくても、
今より少しは頑張れるでしょ?
少し頑張れたら、
またそれより少し頑張れる。
そうやって少しずつ、
願う方向に向かっていって欲しいな。
お節介だと思うけど、
あきらめないで欲しい。
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