ﾏﾆｶﾗﾝ水晶の2ｷﾛくらいのｸﾗｽﾀｰを、
肩にのせて、
ﾊﾞｼﾞﾘｽｸ嫁の飛ばしてくる、
怨念を浄化していたら、
ﾏﾆｶﾗﾝ水晶が肩から落ちて、
欠けてしまいました
とてもｼｮｯｸで、
泣いちゃいました。
だけど、
綺麗に欠けたので、
見た目にはあまりわかりません。
少しｻｲｽﾞが小さくなったけど、
これからも大切にします。
欠けた部分の1つは、
これからいつもﾊﾞｯｸﾞに入れて一緒にいてもらおうと思います。
もう1つの欠けた裏側の再結晶部分は、
寝室に置きました。
彼と眠る部屋に、
ﾊﾞｼﾞﾘｽｸの怨念が入り込めないように。
きっと、
ﾏﾆｶﾗﾝ水晶は、
意味があって、欠けてくれたんだって思うことにしました。
とっても大好きなﾏﾆｶﾗﾝ水晶さん。
うっすらﾋﾟﾝｸ色で可愛くて、
力強くて優しくて、
すごいﾊﾟﾜｰがあって、
本当に本当に大好き
ﾏﾆｶﾗﾝさんが欠けて、
私がｸﾞｽﾝ
泣いてたら、彼、笑ってたんだよ。
でもね、
「そんな石さえ、大切に思える○○って、何かｽｹﾞｰよな」って。
何がｽｹﾞｰのか、
私には分からなかったから、
「ｽｹﾞｰってなぁに？」
って聞いたら、
「いや、ただ、その水晶に限らず、お前、どんな辛い時でも、ｵﾚがわざと冷たくして傷つけてお前を突き放してた時でさえ、いつもｵﾚのこと大事に思って大事にしてくれてたし、そんな○○だから、ｵﾚ、一緒になりたいって思って、幸せにしたいって、守りたいって思ったんだろうなって」
と言って、
優しい笑顔で、私の頭を撫でてました。
幸せなことばかりが続くことはなくても、
小さな幸せを見つけて、
彼と一緒に、
あったかくて優しい家庭を築くのが、
私の幸せ。
彼を今よりもっと、
たくさん笑顔にしたい、
いっぱい幸せにしたい。
そして私も、一緒に幸せでいたい。
お金をﾊﾞｼﾞﾘｽｸにとられても、
私はそんなこと実は全然気にならないの。
裕福に育って、貧しさとは縁もなく、苦労を知らないから、そう思うのかも知れないけど。
でも、ﾊﾞｼﾞﾘｽｸ嫁に、
無駄に余計には払うつもりはありませんが。
お金はまた稼げばいいだけだから。
幸せはお金では買えない。
愛もお金では買えない。
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