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柿喰う客、女体シェイクスピア008「艶情☆夏の夜の夢」
東京は吉祥寺シアターにて、大阪はナレッジシアターにて、無事全日程を怪我なく終えることができました。終幕でございます。
ご来場いただいたすべてのお客様に感謝を。
皆様の笑顔見たさに毎日立っていたに過ぎないのではないかというくらいでした。
人生で自分が夏の夜の夢に出るなんて日がやってくるとは思ってませんでした笑
ありがたや。
みんな子供産んでもすぐ芝居できるよ!と満面の笑みでいうてたけど、たいたいだからな気がしてならない。尊敬。
ずっと看板女優でずっとマドンナずっと深谷さんは私の中で深谷さんで好きなのだろうなあ。
七味ねえさん。どんどん綺麗になってく理由がなんとなくわかった気がしたこの公演。
とても美しくてクレバーだ。
冷静に解析してくとこわいのであまり言わないけど、本当年々素敵な女優様。
柿喰う客に出会ってからたくさんの歳月が流れたのだなと不思議な感覚の中での夏夜でした。
まだこの人達と芝居ができていることが感慨深かったりする。できるならいつまでも共に興じていたいものだと願ったりする。柿のみんなもまだやってるか、私もまだまだやったるぞ、とホームをもたぬ自分がなんとなく一番落ち着くとこが柿だったりする。
悲劇は物語の中に喜劇を生み出せるけど、喜劇は演じられて幕が閉じると悲劇になってたりして、日本の夏の一夜の美しさ、祭りの後の静けさ、そんなもんをひしひしと感じさせていただきました。
やしきさんの夏夜演出、たまらなかった。
祭りだぜエブリデイ!
女優が身一つで立つ感じ、喜劇やれとふられて、やりまっせと担う感じ、たまらなく好きだったなあ。たくましいなあ、女は。
90分ほとんど着替えてるか動いてたのだけど、裏で早替えしてるときの、一人で客席とのお時間をいただけるときのあの度胸試し感、たまらん。
誰かのために身を張る時間は美しい。
誰かのためにする芝居も美しい。
私が舞台上にいれば大丈夫でしょってそういう度胸をもっている女優という生き物が好きなのだなあ私は。
その人がいれば見れられる、それは自然なことだからあまり気づかないけれど、とても尋常なことではないことを気づかされる。
男の人は髭はえて羨ましいなあ。
東京、大阪といつも勇気をくださる素敵なお花、本当にありがとうございました。
そしてお手紙や、永久保存してしまうような絵をありがとうございました。
一人芝居でしかもミュージカル歌に再び向き合わねばならぬ時間です…。
ふざけたりとかしないかもだけど、培ってきた何かがあるなら、それを全部曝け出す公演となるだろうおそろしさ。
ストレートプレイのミュージカルで共演者に頼らずしてなにができるか、天才たちとつくる一人芝居。
改めて告知しますが、祭はまたそのときに!
艶情☆夏の夜の夢、本当にたくさんの方々にありがとうございました。
お客様とつくるのが舞台なのだと痛感する。
大好きなスタッフさんにも久しぶりにお会いできたりしてたくさんのご縁に感激しながら、まだまだ女優してゆきます。
よろしかったらお付き合いをば_| ̄|○
岡田あがさ