ナゼこの仕事をシリーズA子編続きです。(^^)
幼稚園で脱毛し、保育園で帽子の子供になった。
やがて帽子の子供は小学校三年生からは、カツラの子供になった。
体育の授業中、鉄棒をやると帽子又はカツラがズレる。バスケットボールやドッチボールは頭に当たればカツラは取れる。
いつもドキドキ。
水泳は1番大変だ!まず、カツラの子供が水泳をやるには?と学校の会議。全校生徒が水泳の授業は水泳帽着用が規則となった。
カツラを二つ用意して、水泳の授業が終わるとトイレ個室でハメ変える。トイレは物を置く台も無くカツラにテープを貼ったりはがしたり大変だ。便器に落としたら大変!早く!ノロノロすれば次の授業に遅れる!
先生も誰も助けてはくれない。
トイレから出ると友達はあれっ?もう髪乾いたの?
本人は必死だからそれどころではない。
修学旅行や体育大会、様々な行事に神経はすり減る。
お風呂も無理だし、風が吹くだけでカツラは辛い。
自分の後ろを走り抜ける子がいるだけで肩に首に力が入る。
カツラは簡単にズレたり取れたりした。
人一倍疲れやすく、集中力は頭へばかり。
手はいつも頭を押さえる、髪を気にしてばかり。
学校の先生は、授業中普通に黒板を見ている私にいきなり大きな声で言った。
『おい!お前の目は死んでいる!』
えっ⁉なんで⁈普通に授業受けてるだけなのに。
ナゼ? 弱者だから?
疲れた、、、。
母は言った。
一緒に死のうか、、、。
私の視線はぼんやりと、マンションのベランダへ。
日差しが眩しかった。
続く。