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運動指導士の禰津久子(ねつひさこ)です
からだが変われば、違う景色が見えてくる
60歳からのwell beingな人生を応援します
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今思い出してもドキドキするし、冷や汗ものです💦
昨日午後は
半年ぶりに再開した自治体のお仕事の第一回目。
午前中、その仕事の近くにあるセンターで
運営するサークルをやり、その後参加者数名にオンラインに繋ぐための説明会をして
有名商店街で夕飯の買い物。
14時頃帰宅。
のんびりお昼ご飯を食べている時に自治体担当者から電話あり、
「本日体操教室ですが、先生、
何かありましたか???」
あれ
慌てて手帳確認するとゴチャゴチャ書いてある片隅にしっかり書いてありました。
今日からだったぁ〜
13:30〜14:30の体操教室!!!
平謝りで、昨日の分は次回に振り替えしていただくことで、何とか治りました。
半年ぶりのお教室でした。
人数制限の為、抽選に当たった23名の方が楽しみに待ってくれていて、
そのことを思うと
今も申し訳ない気持ちでいっぱいです
参加者の皆さん、関係者の皆様、
大変申し訳ありませんでした🙇♀️🙇♀️🙇♀️
以後このようなことが決してないよう、気をつけます。
37年間の仕事人生の中で過去2度
仕事に間に合わなかったことがあります。
そのうちの1度目のことを書かせてください。
私がまだ30代前半の頃、恩師であるラジオ体操指導者、そして日体大教授でもある青山敏彦先生のお手伝いで
長野県駒ヶ根市にある海外青年協力隊の研修センターに体操指導に行ったことがあります
当日は朝早くに、車が大好きな青山先生が待ち合わせ場所で私を拾って、東京から駒ヶ根市に行く予定でした🚗
大先生の青山先生とのお仕事はいつも緊張します。
私は早めに待ち合わせ場所で待っていました
しかし、時間になっても先生はなかなか現れない、待てども待てどもいらっしゃいません
始めは渋滞にはまったのかと思っていましたが
時間がどんどん過ぎてくると
私はどんどん焦ってきて
これはただ事ではない、
私が何か間違えたのか、
それとも先生が事故にでもあったのか・・・
その時はまだ携帯電話ありませんから公衆電話を探して先生のご自宅に電話をしました。
すると奥様がでられ、
「あら、中山さん(旧姓)、どうしたの?」
私は焦ってますから早口で
「青山先生と〇時に〇〇で待ち合わせしているのですが、まだいらっしゃらないのです。事故にでもあってないか心配になって」
すると奥様は
「大丈夫よ、今のところ何も連絡ないけど何かあれば連絡くるから、心配しないで。
それより中山さん、大丈夫?落ち着いてね。
私はなんにも出来ないけど、なんとかなるから大丈夫よ」
とにかく焦りまくっている私に対して
ゆったりと落ち着いた優しい口調で
私のことを落ち着かせようとしてくださいました
神様、仏様のようでした
今これ書いているだけでも涙がでてきます😢
せっかく青山先生が私の勉強の為にと
誘っていただいたお仕事なのに、こんなことになってしまい申し訳なさと不甲斐なさ、情けない気持ちでいっぱいでした💦
奥様はそんな私に対して
一言も責めない、怒らないのです。
それどころか私の気持ちを推し量ってくれて
心の底から気遣ってくれたのです
本当に有り難かった
奥様の言葉で安心し落ち着いてきた私は、結局そこから新宿に向かい、高速バスに乗って駒ヶ根市にお昼すぎに到着⛰
午前中のお仕事は間に合いませんでしたが
午後は先生に代わって体操指導ができました。
青山先生は時間通りに現地に到着しており、
会えなかったのは
待ち合わせ場所をお互い勘違いしていたらしいということが後でわかりました。
まあ、とにかく大変なことをしてしまった私でしたが
この経験を通して
弱っている人や間違ってしまった人に対して決して責めたり、怒ったりしないと決めました。
(もちろん例外はありますけどね笑)
だって本人が1番辛いし、苦しいのですから
そんな優しかった奥様も今はいらっしゃいません。
でもあの優しい言葉は
私の心の中でいつまでも生き続けています。
それにしても