こんにちは。アーガス個別のM氏です。9月半ば、すっかり秋らしくなり、朝夕は涼しくなりましたね。塾生に風邪気味の生徒がちらほらおります。風邪には気を付けてください。^^;
M氏も50代後半、アラシックスに差し掛かっております。元気に仕事をさせていただけるのもあと10年前後になってきました。近頃、少し心に余裕が出てきたのか、これからの若者のことを真剣に考えるようになりました。『六波羅蜜』の教えがいつも頭の中をよぎります。
一.「布施」
*自分がいまあることに感謝し、他に善かれかしと願い、他人さまに何かをしてあげること。
(思いやりの心、優しい心をもって、世のため人のために尽くすこと。)
二.「持戒」
*人間としてしてはならないことを定めた戒めをひたすら守っていくこと。
(人間として何が正しいのかと問い、その正しいことを貫き、してはならないことはしないということ。)
三.「精進」
*人は生きていくために働かなければならない。働くということは厳然たる人生の鉄則である。
(お釈迦様は『ただ一生懸命に、誰にも負けない努力で働きなさい』とおっしゃっています。)
四.「忍辱」
*苦しいこと、辛いことを堪え忍びなさいということ。
(人生は波乱万丈、今は幸せそうに思えても、いつ何時、苦難が押し寄せてくるかわからない。その厳しい試練を堪え忍んでいくことが大切です。)
五.「禅定」
*心を静かにすること。荒々しい心のままでは、心を高めることはできません。
(「多忙な毎日を送る中でも、心を静めることに努めなさい」とお釈迦様は説いておられます。)
六.「智慧」
*前出の五つのことに、日々懸命に努めていくことで、悟りの境地、つまり偉大な仏の智慧に至ることができるといわれています。
いつも、これらの教えを心にとめて日々精進してまいりたいと考えております。