早いもので、会社を設立して、11期目に入りました~
公務員14年→個人事業10年→社長業11年。
それぞれ大変なこともあったけど、今が一番楽しいです
あがり症のため大学進学を断念し、18歳で社会人に。
名古屋市役所に入庁し、保険年金や医療福祉の窓口業務、お客様はいわゆる社会的弱者で、10代にして社会のドロドロとした部分を随分と見せつけられました
20歳で本庁の秘書課に異動となり、22歳で史上最年少の市長秘書になりました。
職場環境はかなりキレイになりましたが毎日が緊張の連続。
上司もお客様も自分の親世代の年齢、しかも全員超エリート。
私のことを知らない幹部職員や議員はいない、失敗は市長の顔に泥を塗る行為であり絶対に許されないという重責を毎日背負っていました。
(今でも夢でうなされます…)
その後、教育委員会や市会事務局に異動し、あがり症と格闘しながら、話し方教室と出会い、克服し、かつての自分のように悩んでいる人を救うことに人生すべてを捧げると決め、32歳で退職・起業しました。
生徒さんはほぼ年上、生徒に間違われたこと数知れず
今考えても、役人経験しかない、人生経験の乏しい若造の講座を、皆さんよく受けてくださっていたなぁ…と。
その後、もっと社会貢献したいと協会を設立し、理事長になりました。
50代の今、ようやく肩書に年齢や見た目が追いついてきた感じでしょうか
日経ビジネスによると、ベンチャー企業の生存率は、5年で15パーセント、10年で6パーセントとのこと。
そんな厳しい状況でも、生徒さんに長く愛され育てていただき、本当にありがたく思っています。
これから先、どんな10年になるのか。
起業したときは、3か月先のこともわからない状況でしたが、今はハッキリと言えます。
10年後も、今と同じことを、ただ実直に続けていると思います。
あがり克服道に人生をかけると決めたあの日から、何ひとつ変わらず…