呼吸を制する者は、あがりを制す | (社)あがり症克服協会 鳥谷朝代のあがり症克服講座

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中学の本読みで発症以来17年間苦しめられたあがり症を克服。
14年勤めた名古屋市役所を退職し、(社)あがり症克服協会を設立、理事長に就任。
元あがり症ならではの視点で、あがり症克服に関する情報や、教室風景を発信していきます!

3/3にNHK BSで放送された「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」という番組で、「“呼吸” 不完全が生んだ神秘」という特集回が放送されましたテレビ
https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/episode/te/WJKX2NN5NV/

呼吸を司る場所は3か所あり、それぞれ役割があります。

1.脳幹(生命活動を支える最も原始的な呼吸=代謝性呼吸)
2.大脳皮質(意識的な呼吸=随意呼吸)
3.偏桃体(感情を司る=情動呼吸)


3.の情動呼吸は、感情に左右されるため、非常に乱れやすい呼吸とも言えます。
実験として、被験者が椅子に座ってリラックスしている際の呼吸と、「今から電流を流します」(実際には流さないのですが叫び)と恐怖心を与えた状態の呼吸を測定したところ、リラックスしているときはゆっくりと深い呼吸であるのに対し、恐怖を感じた際は、早くて浅い呼吸になることがわかりました。

あがり症の人にとって、人前は後者ですねあせる
3.の情動呼吸をコントロールする偏桃体は、感情と深く結びついているため、不安に襲われる度に人の呼吸は浅くなるというわけです。

そのような乱れやすい情動呼吸をコントロールするのが、2の随意呼吸=意識的な呼吸です。

人間の呼吸の最大の特徴は、意識的に行うことができることであり、自律神経系に影響を及ぼしたり、心拍をもコントロールすることが可能であると、番組では結論付けていました。

つまり、私が常日頃から提唱している、「呼吸を制する者は、あがりを制す」ということビックリマーク
あが協メソッドを科学的・医学的に証明してくれた番組でしたチョキ
これからも、最強のあがり克服メソッドを、ドシドシお伝えしていきます音譜

 

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