"well"で"enough"な暮らしをデザインする
「ワタシのくらし」クリエイター
 
ロサンゼルス在住19年
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南カリフォルニアは、春と秋をものすごく感じづらい場所です

 

 

 

1年を通して過ごしやすいという利点も

裏を返せば

 

 

ワタシ達日本人の肌に染み付いている

「季節」

を感じることが出来なかったりします

 

 

 

 

季節の移り変わりを感じられないというのは

日本人として寂しいことなんですよねー

 

 

 

 

 

とは言いながら

暑い暑い夏もようやく終わり

朝晩もだいぶ冷えてきました

 

 

陽もだいぶ短くなってきましたし

 

(って言いながら昨日まで30度あったけどw)

 

 

 

 

9月に入り、新学期やらなんやらで忙しく

ここにきて一気に体調を崩しているお子さんも多いのではないですか?

 

 

 

 

というわけで

 

 

 

 

東洋医学の視点からみた「秋」の過ごし方

というのをご紹介しようかと思います

 

 

 

(実は東洋医学のお勉強をこの3ヶ月間していたんですねー)

 

 

 

 

 

 

 

今日は

東洋医学からみた「秋」の過ごし方

 

 

 

 

 

そして次の記事で、

アロマセラピーで秋を乗り切る方法

をお伝えしますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤とんぼ 陽の気と陰の気が入れ替わる。

 

 

 

春・夏と

外へ外へと向かうエネルギー(気)だったのが

 

 

 

秋になり

内へ内へ入り込むエネルギー(気)へと変わります

 

 

 

 

なので

あれもこれもとソワソワしたり

活発に行動するのではなく

 

 

ココロを穏やかにし

ゆるりと過ごすのが良いと言われています

 

 

それが「秋」という季節と調和する生き方

 

 

 

 

 

来たるべき冬を快適に過ごす為

 

今のうちに体力を養い

カラダを調整する季節

 

なんです

 

 

 

 

日中暑いからと言って油断をして薄着をしてしまい

カラダからの熱が奪われることで風邪を引くことがないようにしましょうね

 

(必ず一枚上に羽織るものを持っていこう☆)

 

 

 

 

 

 

 

 

赤とんぼ 乾燥した空気が入ってくる。

 

 

 

 

 

まず↓の表を見てください。

 

 

青丸で囲んである部分。

これは全て「秋」に関係しているものです

 

 

 

この秋の上にって書いてありますよね

 

これは乾燥の「燥」です。

 

 

 

「秋」は皮膚や体内の潤いを奪い(=乾燥)

 

それによって

皮膚の乾燥やかゆみを引き起こしたり

潤い不足から便秘になったりもします

 

 

 

この時期にアトピーアレルギー性皮膚炎を起こす人というのは

何気に多いです

(実は現在ワタシと次女の腕に発疹が出来て

痒い痒い思いをしているところ)

 

 

 

乾燥って言うと普通は「冬」をイメージするけど

実は違っていて

 

「秋」の時点で乾燥は始まっています

 

 

 

 

乾燥することにより、体内の水分も奪われます

潤い不足になるのです

 

 

 

 

夏の日差しで傷んでしまった肌に乾燥というwパンチ

 

何もお手入れをしなかったら

ホントからっからになっちゃいますね。

 

 

 

この時期の保湿が超重要だってことが

分かってくれたと思います

 

 

 

 

 

そしてこの乾燥は皮膚へのダメージだけではなく

もう一箇所大事なところに影響を与えます

 

 

 

 

 

 

 

それが

 

 

 

赤とんぼ 肺に影響を与える。

 

 

 

 

 

 

乾いた空気+乾燥➤➤➤のど口の中気管支などの呼吸器全般にダメージを与えるんです

 

 

呼吸器=肺と考えてくださいね

 

 

 

からっからの咳が出たり、

ねばっこい痰や、

ありえないほどの口の渇きを経験してる人は

 

 

まさに秋の乾燥に呼吸器がやられちゃった人です

 

 

 

喘息にもつながってくるので

要注意です

 

 

 

 

 

夏に開いていた毛穴(皮毛)が秋になりキューーーッと閉じたことで、

カラダに入る空気の流れが悪くなり、

行ったり来たりが上手く行かない状態

 

 

 

 

これを解消するひとつが

朝に大きな深呼吸をする

 

 

 

 

 

朝のきれいな空気を肺に沢山入れてあげましょう

 

 

 

 

 

肺にこれ以上のダメージを与えないようにするには、

まさにここでアロマセラピーの登場となります

 

 

ってことで、これは次回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤とんぼ 食養生

 

 

この時期のオススメな食べ物ですが、

 

 

先程の表を見ると

 

 

 

 

「五味」という欄に(一番左、上から4番目の欄)

「辛」って書いてあります

 

辛いの「辛」です

 

 

辛味なものは「秋」には良いんです

(唐辛子、にんにく、カレー、山椒などなど)

 

ただし、食べ過ぎると余計にカラダから潤いを奪ってしまうので注意してくださいね

 

 

 

 

 

その他

冬に向けてエネルギーを蓄えるために

穀物、イモ類、栗、くるみなどが良く

 

糖質と水分を多く含む

梨、柿、ぶどう、金柑などの果物や

 

脂ののった

さんま、鮭

 

が良いとされています。

 

 

 

 

こうやって見てみると

旬の食べ物と密接に関わっていることが分かりますよね

 

 

 

大切なのは、秋の養生というのは

エネルギー確保潤い補給の為にあるということ

 

 

 

 

 

 

 

 

赤とんぼ 肺以外の臓器だと大腸にも影響がある

 

 

 

 

 

やはりここでも「潤い」「乾燥」がキーワードになるんですけれど

潤いがなくなることで便秘になったりします

 

 

 

とにかく

四の五の言わずにカラダに「潤い」を注入しよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

赤とんぼ 「憂」「悲」という感情がでやすい。

 

 

 

夏の陽気さから一転、物悲しい季節にもなるのが「秋」

 

 

 

 

 

枯れ葉が落ちるように

気分も沈みがちになり

 

理由もなく憂鬱になったり

急に悲しくなり涙が出てしまったり…。

 

 

 

これはカラダの中に流れる「気」が影響しています

 

 

 

自分のせいだとか、誰々のせいだと思うのではなく

気分が落ち込むのは

「秋」がそうさせているんだと

 

少しだけゆったりと構えて

ニコッと微笑むくらいの余裕があったらいいかもね

 

 

 

 

 

 

 

あまりにも「憂」が強くなると

 

カラダの抵抗力を奪い

免疫低下にもつながります

 

 

 

精神を揺さぶらせず、いつも一定の気持ちを持ち、

穏やかにいることを心がけましょう

 

 

 

 

オススメはジャーナリングかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中医学からみた「秋」の過ごし方

 

 

何個かのキーワードが出てきましたね

 

 

 

「乾燥」「潤い」

「肺(呼吸器)」「皮膚」「大腸」

「憂」「悲」

 

 

 

とにかく「乾燥」には注意し

常に「潤い」をもった生活を送ってくださいね

 

 

 

 

 

体温調節もなかなか難しいですが

 

冬に体調を崩さないようにするためには

秋の過ごし方がとても大事になります

 

 

 

 

 

秋の夜長に本を読み

月を愛でながら家族との団欒

 

 

昔から親しまれていた秋の過ごし方は

やはり理にかなっている、ということなんですね

 

 

 

 

次回の記事は

アロマセラピーで秋を乗り切る方法です

 

 

 

どうぞお楽しみに☆

 

 

 

 

 

 

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