Dream Of Bonnie 第二夜 | 光と風の中の防波堤で …

 

 

 

 



 

 

 

 

時は流れ…幾年月

少年から大人に変わる
時代の過程の中で

あれほど鮮烈だった
オートバイの存在は
いつしか僕にとり
希薄なものになっていた

“興味がなくなった”
というわけではない

ただ…

思春期における好奇心の
優先順位において

“オートバイ”のランクが
下位にあっただけ

それでも僕は決して
忘れてはいなかった

何かに夢中ではあっても

“内なる魂でくすぶる
オートバイへの情熱”
の確かな存在と

“いつか必ず手に入れ
それで自由に疾る”という
漠然とした確信を

その想いは僕の影のような
ものなのだから…


二十歳になった僕は…

遠く家から離れた地で
毎日を懸命に生きていた

当時オートバイも免許も
手にしていなかったのは

幼き日の夢で出逢った
“風のオートバイ”に未だ
巡り逢っていなかったから…

いや…

単に忙しさの渦に巻かれ
オートバイに夢中になれる
余裕がなかったから…?


そんなある日…

暇つぶしに何気にみていた
オートバイ雑誌の中…

唐突に…そう…

出逢いは突然だった…

“風のオートバイ”が

そこに…いたのだ…


“TRIUMPH T120 BONNEVILLE”

 

 



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あの日みた夢の中で
青年の僕が駆る
オートバイのシルエットに

そのページのオートバイが

一致したんだ…


あの日…

夢の中の僕を笑顔にした

風のオートバイ…


僕の導火線に火が着いた
まさにその瞬間だった

 

 

 



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To Be Continued … →