エマージェンシーに続いて、応急処置の部分の意味合いが強い私のファーストエイドキットをご紹介します
ファーストエイドキットは、小さな救急箱
持つ人それぞれの特徴が現れやすい内容です。
花粉症の人は花粉症の薬、アレルギー体質の人はそれを落ち着かせる薬など、体質によって持っていく中身が変わります。
私は、特に持病もなく、頭痛持ちでも、アレルギー体質でもないですが、普段の旅行や仕事でコレがあったらなぁ…って出来事により、内容を決定していきました。
まだまだ至らない部分もありますが、中身をチェックして記して知ることによって、これからも成長していこうと思います。
こちらが、救急について考えたファーストエイドキットです。
オレンジ色のSOLのEscape light Bivvy付属袋に入ってあるのが、芯ごと潰して収納してあるトイレットペーパー
キャンプ地によっては、備え付けのトイレットペーパーもなく、トイレットペーパーホルダーだけがある所は、そのままこのトイレットペーパーを取り付けて使用したりしています。
また、トイレだけでなく、経血を拭う、鼻をかむなど多様に活躍するのがトイレットペーパー。
最近は、mont-bellのロールペーパーも環境を考えられていて、優しい素材なので良いなぁっと思ってます(*´∀`*)
小さいジップロックの袋には、緊急簡易トイレが2つ、ニトリル手袋3双、ペーパーソープ、ポイズンリムーバー、穴を開けたペットボトルのキャップ、メモ用紙3枚とマダニに刺された時の対処法を書いたメモ
・ニトリル手袋3双→感染症予防で他者を手あてする時に付けるニトリル手袋は必須(多めに3双)
・緊急簡易トイレ→袋で便器に取り付ける大きさの物をチョイス(このトイレを要する時って大概、腹痛や大便の場合なので、小便のみ対応の物だと事足りないため)
下痢止めを思う人もいますが、腹痛は止めるより出してしまった方が良い場合のケースが多く、出す前提でこちらを持つ事にしました。
・ペーパーソープ→洗浄に(元に入ってたケースから何枚か抜き取り、嵩張りを減らしています)
・ポイズンリムーバー→毒虫に噛まれない限りは使い方に慣れないため、説明書と一緒に同梱
続いて、こちらのジップロックを見ていきます。
・マスク→コロナ禍の交換用と風邪や花粉など飛散物から守る
・カイロ→腹痛や寒さに対応
・冷却シート→熱中症対策として
・靴に貼るガードクッション→靴ずれに対応
・テーピング→痛めた箇所の固定
・ボアテープ→手でカットできる包帯やガーゼを留める
・湿布→捻挫や痛めた箇所に
・ガーゼ&包帯&コットン&綿棒→手あてに
・黒いマジックテープ付のまとまるゴムバンド→止血帯や多様な固定に使用
・スコッティの消毒ウェットシート→消毒兼、拭き取りに
【塗り薬】
・ヴァセリン→傷口の保護にもハンドクリームとしても使える
・オロナイン→火傷や傷に
・スキンロックS→虫刺されや痒みなどに
【飲み薬】
・バファリン→解熱や鎮痛に生理痛などに
・耳栓→就寝時、他のテントのいびきから睡眠を守る
・油性マジック→水に強く滲まない物として書き込む
・水性ボールペン→何かと書く作業に向いているため(マジックの予備としても)
・アルコール除菌スプレー→処置前の除菌、コロナ禍対策として
・ビクトリノックス→爪が割れた時の対処やハサミで包帯を切ったりに使う必要最低限のマルチツールを選択
多機能なマルチツールはたくさんあるものの、軽さを追求すると共に使いやすさや対処できる部分にフォーカスしてギアを選択しました。
・絆創膏各種→切り傷、靴擦れなどの処置に使用。使用期限や用途別内容を記入しておくことで、必要枚数だけを持ち歩く(嵩張らないように持ち歩く)ハイドロコロイドの絆創膏は、治りが早いので、2枚程持っています
・防水フィルム→絆創膏に収まらない大きい傷口の場合や水に濡らしたくない所に使用
・ビクトリノックスのピンセット→コスパ良く、小さくて僅か6gのピンセット(棘抜きやマダニなどにも使用)
・安全ピン→変わった小さな安全ピンですが、立派に「留める、棘を取る」に役に立ちます。
医療系のファーストエイドは、ここまでです。
あと、足りないのはマダニに対応した器具やサムスプリントってところでしょうか?
その辺りは、また買っておこうと思います
ジップロックに入れておくと、雨などの水濡れを防ぐ事も出来る&コスパの良さ、また全体的に何が入っているのかがわかるため、対処のスピードも上がります。
この上に赤いファーストエイドキットのバッグに入れるのも良いなぁっと思ってます。
あと、処置したあとの経血を拭き取った物などを捨てる際は、ジップロックやスライダーを使用して見えないようにして持ち帰りましょう。
私は、業務スーパーのコーヒー豆の袋の中に生ゴミや経血が付着したゴミを入れて、100均のスライダーで留めて密封した上に、使い回したジップロックで二重にしてゴミを持ち帰っております。
※コーヒーを抽出した後も、こちらに入れて更に生ゴミを入れると消臭効果も◎
密閉することで獣なども来にくく、安全に持ち帰る事ができます。
※場所にもよりますが、整地されていない山や野営地はゴミ捨て場がないので、こうして持って帰る事ができます。
さて、気になる重さはどうかというと…
653g!
なかなかの重さ!
削る際は、行く場所と季節によって削れます
(春夏以外は虫刺されの薬が要らなかったり、綺麗なトイレが完備されてるキャンプ場なら携帯トイレも要らないなど、どこへ行くのか?季節はどうか?誰と行くのか?バランスを考えて選択するのも手だと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました!