大雨が降るとサカナたちは回避行動を取る。
その理由は、非常にシンプルで、
流れの中にいることのリスクが高いからだ。
流れに対抗してAGA泳ぎ続けることはできないし、
泳ぎ疲れてしまえば、流されてしまう。
流されるということは、岩肌に身を打ち付けることになり、
岸に打ち上げられることもあるだろう。
とにかく、それは死を意味する。
捕食も生きるために必要なことではあるが、
それよりも、まずは生きていることが重要だ。
増水すると、緩やかに流れる浅瀬に移動する。
そして、岩陰やカバーの下に隠れてやり過ごす。
それが生き残るための常套手段だ。
バスは、生命を維持するために、
一定量以上の食料を食べ続けなければならない。
こうして隠れたサカナたちを餌とするバスは、
餌とする対象を切り替えて行く必要が出てくる。