一般的ではない事への偏見を持ち
人を表面で判断するところがありました。
中途半端に持論があった私。
両親にいかに私の意見が正当だと
よくバトルになっていました。
数々の習い事に追われ
門限が厳しく、
異性を好きになるのは異常な心理と言われ
大学卒業は必須条件。
子供のミスを探してるかのような目付きで
睨みつけられながら食べる食事。
いつもの夫婦喧嘩が始まる時は
2階からひっそりと耳を傾けて聞こえる
父に叩かれ「やめて!」という母の声。
皿が割れる音。
静かになるのを待って
ようやく、荒れ果てた部屋にいる
母の元に駆けつけるのでした。
母と一緒に後始末をしながら
私の居場所はここじゃないと
思うようになりました。
緊迫した環境で
父の恐怖に逆らえなかったあの頃。
大学入学してからは
私の自由奔放さに歯止めが利かず、
朝まで遊んでそのまま大学に行き、
母の精神状態ギリギリのところで
家に帰る。
こんな事を繰り返していました。
親が厳しくすればするほど
私は親の望む逆の世界へと進んで行き
もはや、父の権力など
私には通用しなくなったのです。
いつも思う事は
早く大学卒業してこの家を出て行ってやる!
大学卒業後、
置き手紙を残して
5年間家出をするのでした。
