（加工前と加工後の比較例です）
ブーツを買ったものの履いてみたら、タングと脛が当たる部分が痛むとか
夏の間しまって置いたらタングのカーブが変形して足に当たるなど
結構な数の御相談をメールで貰います
来店頂いたら、割とすぐに治るのですが
物理的に来店が困難な方にはセルフであたりを逃がす方法をレクチャーしています
①問題点
日本人の場合、ふくらはぎが太いわりに、足首が細い人が多い
もともとのタングのカーブがきつくて、端の部分が足に当たる
②改善方法
必要なもの
ドライヤー 金属缶のコールドスプレー あれば良いのは難燃性の布
手順
・タングが取り外せるタイプは、取り外します
取り外せない場合は、本体側の素材が溶けないように燃えにくい布で養生します
・ドライヤー（出来れば工業用がベスト）で樹脂の部分のみ過熱します
表面の通夜が変わればOK
加熱しすぎには注意して下さい
特に樹脂の横にある布などを溶かさないように
・樹脂が厚いうちは金属缶を押し付けて、回しながらカーブを緩く延ばしていきます
・ある程度で触れるようになったら、手でカーブを調整します
・最後に樹脂の表面にコールドスプレーを掛けれ、強制的に表面を知事ませれば感性です
③ポイント
靴を履いてバックルを締めて行けば、カーブを大きくし過ぎていても勝手に足に合ったレベルまで追い込まれて、形が出来て行きます
カーブがきつい状態で、バックルを締めるとタングの端は足に食い込んでいきます
画像のようにフォーミングのホースが付いていないタイプは加工が難しいですが、普通のタングは簡単です
加熱しすぎて、関係ない所を溶かす事には細心の注意を払って作業して下さい
最後に、
この方法をまねた場合、誰かに聞かれたら当方の宣伝をよろしくお願い致します
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