長ったらしいタイトルですがそのままです。
セイコーがベトナム戦争で戦うアメリカ軍に向けて供給したモデルは専用のモデルであったのかという・・・。
↑スポーツマチック5(アラビア数字)(私物)
↑61セイコー5(アラビア数字)(私物)
ここでいうアメリカ軍というのは特殊部隊で、Macv-sogと一般的に呼ばれます。南ヴェトナムでアメリカ軍が介入し始める前に、偵察やベトナム兵の訓練をするために投入されていました。この部隊の隊員に供給されていたのが、特注仕様のセイコー5であるとされます。このセイコー5には、セイコースポーツマチック5、セイコー5DX、セイコー7005、61セイコー5(ニューファイブ)が存在していました。どのモデルもブラックもしくはチャコールグレーの文字盤に夜光アラビアインデックスを持っており、ミリタリーウォッチ然とした顔をしています。
これらのモデルは一般的には専用モデルであるとされていますが、実際には日本語の曜日表示を持つモデルが存在しています。アメリカ兵に日本語の曜日表示は必要か?いやいや必要ないんです。つまり、これらのモデルがアメリカ軍の特殊部隊に専用に供給されていたという説は怪しくなってきます。これは物的証拠です。
↑ヤフオクからお借りしました。
一方で、状況証拠も存在します。この専用とされるモデルは、日本国内でも相次いで発見されています。ベトナムやハワイで多く発見されるなら分かりますが、日本国内です。しかも各時計店から発見されることから、普通に日本国内で流通されていたのではないかと考えています。これに関して当初は、セイコーが故障したファイブを在日米軍基地経由で引き取り、各地の下請け時計店に配分して修理させていたのではないかという自前の説を提示していました。しかし、この説は前述した物的証拠と、後述する海外コレクターの話によって怪しくなります。
また、とある海外コレクターによるとこれらのモデルは専用品ではなく、米軍基地内のPX(販売所)で販売されていたものであり、Macv-sogはそれを大量に確保して隊員に支給していたものであるとのことです。なるほど、確かに当時のPXは、デイトナやサブの他に、植村ダイバーとして知られるセカンドダイバーやサードダイバーも販売していたようで、その説ともかみ合います。セカンドやサードダイバーはその堅牢さとリーズナブルな価格で支持者も多かったそうです。
在日米軍基地のPX販売リストとか出てこないですかね?(笑)
これらのモデル、かなり高いです。バックグラウンドを除いても、デザインがシンプルにかっこいいからですかね。コンプリートしたい!









