黒き翼を持つ鳥 -4ページ目

黒き翼を持つ鳥

アフロな気持ち

「しかし,意外と明るいなー。おれもっと暗いものだとおもっていたぜー。」

紅葉がたくさんある森を抜けた先にある洞窟で,レインはいつものように明るい口調でしゃべっていた。

「もとは炭坑だしね。まだ,明かりも生きてるみたいだし,ある程度楽かもね。」

「あまりしゃべるな。いつ敵が来てもおかしくはないんだから。」

いつもの低い声で,レミファスはレインとライルに忠告した。

「はいはい。まじめだね,もっと気楽に行けばいいのに。」

後半はレミファスに聞こえないように小さな声でいった

「でも,ときどきちょっとうっかりしてるときがあるのよー。そこがすごく可愛いいんだって。」

「まじで,その場面に立ち会いてぇー」

「でも,まあ作戦中には間違いなくみれないよ。」

レインとライルの会話が聞こえたのか,レミファスは二人を睨んだ。

カンザキは興味なさげに,ソーマはレミファスをなだめながら進んでいた。

そのとき前方からキャッチャーバスの大群が襲ってきた。

「きたね!!みんな,作戦どうりのフォーメーションとって。」

ライルが全員に合図をした。


きのうの作戦会議・・・

「まず,先生の言ったとおり,メルとソーマは前方で,メインアタック。」

「まかせろって。」「問題ない」

「レミは真ん中。」

「わかった」

「そしてカージュ君は・・・」

「レインでいいって」

「・・・じゃあレインと,私は後方支援ね。」

「なるほどね,どうしてオリジナルを持っていないあんたが,参加してるのかなーっておもったら,あんたさー作戦参謀だったんだな,かっこいー。」

ひゅうひゅうーというレインにライルはチョップをした。

「戦い方は・・・メルと,ソーマは,とにかく敵の数を減らして。レミはナイフを投げて。場合によっちゃあメルとソーマを援護してね。」

カンザキは「おまえの協力などいらない。」とでもいうようにレミファスを睨んでいた。

(なんで,おればっか睨むんだ・・・・)

「で,レインは昨日7つの銃をみせてもらったけど3,4の銃で後ろから援護ね。もし,挟まれた場合は,私がある程度くいとめるから。みんな,最初からレベル2でいってね。」

オリジナルには,レベルがあって,レベルが上がるたびに,なにかしらの能力がつく。

「みんなこの作戦に問題ない?」

全員こくりとうなずいた。


「よっしゃー,まかせとけ。」

「いくぞ」

と,ソーマは槍を,カンザキは綺麗なフォームの刀を出した。武器には淡い光がまとってあった。これがレベル2の能力である。「ようやく,はじまったぜー!!」レインの手には二つの小型の銃があった