「しかし,意外と明るいなー。おれもっと暗いものだとおもっていたぜー。」
紅葉がたくさんある森を抜けた先にある洞窟で,レインはいつものように明るい口調でしゃべっていた。
「もとは炭坑だしね。まだ,明かりも生きてるみたいだし,ある程度楽かもね。」
「あまりしゃべるな。いつ敵が来てもおかしくはないんだから。」
いつもの低い声で,レミファスはレインとライルに忠告した。
「はいはい。まじめだね,もっと気楽に行けばいいのに。」
後半はレミファスに聞こえないように小さな声でいった
「でも,ときどきちょっとうっかりしてるときがあるのよー。そこがすごく可愛いいんだって。」
「まじで,その場面に立ち会いてぇー」
「でも,まあ作戦中には間違いなくみれないよ。」
レインとライルの会話が聞こえたのか,レミファスは二人を睨んだ。
カンザキは興味なさげに,ソーマはレミファスをなだめながら進んでいた。
そのとき前方からキャッチャーバスの大群が襲ってきた。
「きたね!!みんな,作戦どうりのフォーメーションとって。」
ライルが全員に合図をした。
きのうの作戦会議・・・
「まず,先生の言ったとおり,メルとソーマは前方で,メインアタック。」
「まかせろって。」「問題ない」
「レミは真ん中。」
「わかった」
「そしてカージュ君は・・・」
「レインでいいって」
「・・・じゃあレインと,私は後方支援ね。」
「なるほどね,どうしてオリジナルを持っていないあんたが,参加してるのかなーっておもったら,あんたさー作戦参謀だったんだな,かっこいー。」
ひゅうひゅうーというレインにライルはチョップをした。
「戦い方は・・・メルと,ソーマは,とにかく敵の数を減らして。レミはナイフを投げて。場合によっちゃあメルとソーマを援護してね。」
カンザキは「おまえの協力などいらない。」とでもいうようにレミファスを睨んでいた。
(なんで,おればっか睨むんだ・・・・)
「で,レインは昨日7つの銃をみせてもらったけど3,4の銃で後ろから援護ね。もし,挟まれた場合は,私がある程度くいとめるから。みんな,最初からレベル2でいってね。」
オリジナルには,レベルがあって,レベルが上がるたびに,なにかしらの能力がつく。
「みんなこの作戦に問題ない?」
全員こくりとうなずいた。
「よっしゃー,まかせとけ。」
「いくぞ」
と,ソーマは槍を,カンザキは綺麗なフォームの刀を出した。武器には淡い光がまとってあった。これがレベル2の能力である。「ようやく,はじまったぜー!!」レインの手には二つの小型の銃があった