今日は初めてうちの母がこころキッチンのレッスンに参加した。
これは自分にとってはちょっとした革命的出来事。
実は私は、母に仕事のことを詳しく話していない。
会社を辞めて料理教室をしているというのはさすがに知っているが、
「こころキッチン」という名前は実は一度も伝えたことがないのである。。
昔は親もめちゃくちゃ長女の私には厳しくて、
故に反抗期も酷く全く甘えることもできず、
今もその名残は多分にあるけれど、
でも、年をとるにつれて
ちょっとずつちょっとずつ、変わっている。
私も、そして母も。
だから、なぜか、母をレッスンに呼ぼうなんて
突然?魔がさしたのだ。なぜか、よくわからないけど。
そして今、面と向かっては絶対に言わないけれど、
やっぱり感謝しているし、こう感じている。
今私がこうして料理教室を仕事にしているのは、
毎日母が台所に立つ姿を見続けてきたからこそ。
母の手料理を食べ続けて育ってきた、
あの日々があるからこそなのだ、と。