こんにちは、Fun太郎です。
今までは出生前診断について、つらつらと書いていきました。
今回からは、妊婦が摂取すべきと言われているものが、
本当に必要なのかを調べてみたいと思います。
では今日は、
妊婦は葉酸を摂取した方が良い?
について調べてみます。
まず、葉酸とはそもそもなんでしょうか?
葉酸はビタミンB群の一種で、ビタミンM、ビタミンBg、プテロイグルタミン酸とも呼ばれています。
乳酸菌を増殖させるたんぱく質として、
ほうれん草の葉っぱ(folium)から見つかったので、
葉酸(folic acid)と名付けられたようです。
folium(葉)ですが、身近にもある言葉としては、portfolio(ポートフォリオ)などもあります。
<portfolioの語源>
port(to carry(運ぶ))+folio(folium(葉っぱ、シート(紙など))
→紙が入っていて運べるもの
→紙が入った鞄
→資料をまとめて一覧できるように整理したもの
少し脱線してしまいました。。。
次は役割に関してですが、
葉酸はアミノ酸と核酸の合成に用いられています。
アミノ酸は、生体の維持に必要なタンパク質の元となるもので、
核酸は、遺伝子のDNAの元となるものです。
そのため、葉酸が不足すると、
タンパク質やDNAを作ることが十分にできず、
DNA合成・タンパク質の作成が盛んな血球成分が不足して、
赤血球障害や悪性貧血を起こすことがあります。
妊婦においては、神経の作成が盛んな妊娠初期において、
葉酸を摂取すると神経障害のリスクが低下することが知られています。
実際に、厚労省からも妊娠計画している女性に対して、
1日あたり0.4mg(400μg)以上の摂取が推奨されています。
※ただし、摂取しすぎると悪性貧血などの症状に気づかなくなる可能性もあるので、1日1mgを超えて摂取すべきではないと言われています。
ひとまず、今日はここまでで次回続きを書いていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。