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マサオのブログ

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現在、日本の危機に駆けつける義務はエジプトに無く、将来的に日本国憲法第9条が、改変されでもしない限り、動くつもりはない』

緑の大型トラックの荷台から夜空を眺める新島建介たち。
新島は降りかかる火の粉を払いながら、拳銃をしまうと、安城アンナのそばへ歩いて行く。
そして、背骨に沿わせる形で銭形平次の投げ銭のようになっている縄の、太い部分をつかんでアンナの体を起こすと、
「見てみい、屋根が吹き飛んでしもたがな」
と、言ってから、
「アパッチについていた旗からして…あれはエジプト軍だな。
お前、風船の会に何頼んだ?余程の事がない限り、他国の軍隊が、領空を侵犯してまでミサイルを撃ち込んできたりはしねぇ」
と、言った。
「知らないわ…」
と、アンナはうそぶくが怪しい。
板尾創路も、二種のカクテルをシェーカーに注ぐバーテンダーのように、火のついた赤い蝋燭をアンナの足の裏に垂らして、
「本当の事を言いなさい…」
と、責める。
「熱いっ!?」
踵から溶岩のように流れたロウが、足の腹を経て二股に別れると、細い悦楽の川となって親指と小指の指紋を焼いた。