ミメット(声・AKB48渡辺麻友)
は、目の下の小さなほくろのあたりに皺(しわ)を寄せて笑うと、
「ずっと憧れていたんすよ。
浅倉さんのようなアウトローの生き方に」
と、答えた。
浅倉は、毛布代わりに使っていたAKB48新聞をちらりと見て、忌々しげに左目でウインクすると、
「珍しい馬鹿がいるもんだな。だが、この戦いをマジすか学園のように考えていると死ぬ事になる。
これ以上関わるな」
と、言った。
ちょうどその頃、
公園の入口に高級車が停車した。執事がまわってきてドアを開けると、一人の実業家が降りてきた。
男は高見沢逸郎(声・黒田アーサー)。
高見沢グループの総帥で、ベルデのデッキを持つライダーでもあった。
高見沢は、紙袋から出したサイレンサー付きの拳銃を執事に握らせ、
「浅倉威が俺との戦いに負けて、変身解除されたら撃ち殺せ。いいな」
と、難しい顔で厳命した。
頷き、深々とお辞儀をする執事。
高見沢は、背広姿で公園の中に入って行った。
浅倉威は、こんがり焼けて串刺しになっているネズミをミメットに見せると、
「食うか?」
と、聞いた。
ミメットは高速でまばたきをしつつ、