早いもので、
阪神淡路大震災から、
今日で21年になりました。
去年も書いたと思いますが、
当事者にとっては、
10年20年30年だとかの区切りはなく、
ただ過去に起こった現実という感じです。
いまだにほんの小さな揺れでもすぐ気づくし、
揺れてなくても揺れたように感じる事もあるし、
映画やドラマでも地震のシーンは怖くて見れないし、
きっと多分こういうのは、
これから先もずっとこのままなんだろうと思います。
忘れたいとは思わない。
良い経験ではないけど、
貴重な経験だったと思うから。
だっていまの時代この日本では、
日常生活において、
本気で「死ぬかも」って思う瞬間なんかないよね。
あたしもあれ以来、
そんな瞬間は経験してない。
でもあのときは本当に本気で、
「ああ、死ぬのかな」
って思ったし、
身内や友達が死んだかもしれないという、
本当に身をもって、
「肝が冷える」体験をしたのも最初で最後です。
毎日普通に生活してると、
どうしても忘れてしまう。
だけど、
いま生きてる事は、
感謝するべき事なんだなぁ。
あのときたくさんのひとが、
目の前で終わっていった。
ひとって一瞬で死ねるんだなぁって知った。
残されたひとのものすごいツライ姿も見た。
だから毎日は無理でも、
たまには思い出して感謝しないとね、
あのとき終わらなかった事に。
だっていつ終わるかもわからないもの。
もう21年ものときが過ぎて、
その間に東日本大震災もあり、
どんどん阪神淡路大震災は風化していくのでしょう、
それは仕方のない事だと思います。
だけどあたしはやっぱり、
あの地震を忘れないし、
これからも絶対に忘れられないし、
できたらたくさんのひとに覚えていて欲しい。
あの経験は、
どんだけ時間がたっても、
薄れる事はあっても、
消える事は決してないのです。