住宅火災と高齢者世帯 | +afterimageのブログ

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今日も住宅火災のニュースがいくつもありました。

今回も年配の方が多いように思いました。

 

平成29年の住宅火災のデータを見ますと亡くなった方の多くが65歳以上だったそうです。

下図の緑色が65歳以上の比率で、平成29年は7割を超えています。

出所:消防庁「平成29年(1~12月)における火災の状況」

 

さらにその半数以上が逃げ遅れだったそうです。

実際にどのような状況だったのかわかりませんが、一酸化炭素中毒で動けなかったこともありそうですし、出火に気づいた時には火が大きく退路が断たれていた、消火器が近くに無く脱出経路を確保できなかった、ということもあったのではと想像します。

木造住宅が多く、家の中でストーブやコンロなどで火を使うことが多い日本では、一酸化炭素発生や退路遮断の前に消火する初期消火の対策が必要だと思います。

 

火災保険で金銭的な補償はもらえますが、命を落としてしまっては取り返しがつきません。

特に、最新の消火設備や防火仕様建材を導入しにくい住宅に住んでいる方が多いと思われる高齢者世帯への対策が進むことを願います。

 

 

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