かつての造船、鉄鋼から今のICTなど花形業界は時代と共に変わっていきます。
ファッション、暮らし、仕事、旅行などのトレンドも変わっていきます。
そのトレンドの読み方、将来予測など、時代と共に移り変わることを、逆に、時代が変わっても変わらないものを、どう捉え、どう次の商品を考えていくか、多くの記事や本も出ていますが、結局は自分のこだわりや哲学、わがままが大事だなと思います。
目指す姿、理想の姿があり、現状があって、理想と現状のギャップに気づき、そのギャップを解消する方法を考える。
問題解決法などで言われてきた流れですが、結局はこの工程に帰着します。
ハウツー本が手を変え品を変えでいろいろと出てきますが、おそらくアイデアの分野でカリスマ的な人物の中で、そのようなハウツーを学んでから発想している人は皆無で、ある意味、基本に忠実に行動していると思います。
自分自身も時代、環境の変化の中にいるので、その都度のギャップが生まれ、新しいアイデアが発想されている、その繰り返しが継続的なアイデア発想になると思います。
周囲に合わせることが善いこととされていると難しいですが、自分に素直になること、そこから自分の中にあるこだわりや哲学から現状での不満足、課題が見えてきて、アイデア発想につながる。
時代の変化に惑わされない、という言葉がありますが、これをアイデア発想の観点から言い換えると、時代の変化を感じ、理解し、自分なりの気づきに素直になる、ということかなと思います。