教育実習生から得るものは計り知れない | After Five English ネイティブ感覚で英語がしゃべりたくなるブログ☆

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Hey there!

先日、年間の勤務査定のミーティングが終わり、
向こう一年の目標も立てて、バタバタがひと段落した大森です。


かーなーり、久々の投稿となりました。汗


2月はなんだかんだ、怒涛でした。。

そんな中、1月下旬から実は私のクラスでは教育実習生を迎えておりました。

Simon Fraser University(以下、SFU) からの教育実習生は非常に評判が高く、前々から同僚にSFUの生徒を受け入れてみないかと打診を受けていたので、今回はいい機会でした。

TESL Canada (Teaching English as a Second Language)の資格を受ける前に、SFUの生徒たちは多くの教科を専攻し、理論も多く学びます。担当の教授も厳しいけれど素晴らしい方と有名で、実習に来た時点での生徒たちの心構えは見上げるものがあります。

今回受け入れた実習生は、真面目、かつバイタリティー溢れる柔軟な考えの持ち主です。

教育実習生を受け入れるのは今回が初めてではないのです。
むしろ、年に一度受け入れるように心がけています。

私自身、そんなに講師経験を積んでる方ではないのですが、まだ経験が浅いうちから実習生を受け入れていきたい、とはずっと思っていました。

なぜ?

以下、理由です(^^)

a. クラスに通う生徒が違う声・違う英語に触れることができる
長い目で見ると本当に貴重

b. 教育実習生が新しい理論やアプローチに精通していたりする場合がある
非常に勉強になるし、今後の教え方に関してとても参考になる

c. 実習生の指導方法が、私にとっての鏡になる
実習生が私からのアドバイスを実施することで自分がどのような教え方をしているかがわかる

d. 教えることに対しての心構えを再認識することができる
教え方の再認識・再確認ができる

e. 初心に戻るきっかけが与えられる
実習生はとても丁寧なので、やはり初心に戻されるのです

f. 観察されていることを意識することで、プロ意識が変わる
い加減なことはできません!笑

などなどです。

地元出身の実習生からは、私個人としても英語のみならずカルチャーを学ぶことができて、毎日が刺激的です。

そういえば・・・
小・中学生の頃、教育実習生の先生が来た時、やたら毎日が楽しかったのを鮮明に覚えています(高学年の時の先生が若い男の先生だったのですが、もうそれはそれは人気者でした。その先生が教えるときはなんだかワクワクしていました。笑)。

私の担任の先生が、親身に、そして忍耐強く指導している姿を見ていたので、なんとなーく、「私もこんな感じで接していくといいのかな」みたいなイメージがありました。

とは言っても、
私の実習生がいざ教え始めた時、私の生徒たちは教室の後方に座っている私に綴りの質問をしてきたり、実習生がちょっとつっかえている際に親心(?)みたいな感情が芽生え、思わず助け舟を出してしまったことがあって、いろいろ試行錯誤をしてみた結果、思い切って一度不在にしたこともあります。これが意外と功を奏したみたいで安心しました。

同僚以外で志が同じ人とコラボするのは本当に楽しいです。


「仕事でやることが増えない?」

なぁーんて一瞬頭によぎることは、受け入れる前にはあったのですが、それよりはるかに多くのものを得るので、価値があります。


SFUの凄いところは、生後たちが実習に至るまでに面接をしないといけないことです。これは実際時間も手間もかかります。でもそれぐらい本気度が高いのです。いざ現場に立つ時には、私たち講師とほとんど同じくらいの必須知識が身についています。LINCプログラムは年々特殊になってきていて、変化も絶え間なく訪れます。

その変化に追いついていくことができる教授をはじめとしたリソースが揃っているのだろう、というのは実習生を見てて一目瞭然でした。

SFUの卒業生が同僚にも何人かいるのですが、みんな文句なしのtop-knotch (= 質が高い)です。見習いたいくらいです(^^)

そしてこの仕事に携わっている限り、これからも実習生は受け入れていく予定です。

私の実習生の査定は、今週木曜日。SFUの教授が授業を見に来ます。
実習生本人はかなり緊張しているのですが、私はうまくいくと確信しています。
査定が終わったら、実習期間が終了となり、それはそれで寂しくもなりますが、お互い「前進できたね」と言い合えるようになれるので、それを楽しみに、残りわずかな実習受け入れ期間を謳歌していく予定です!

Will keep you updated


Thanks for reading!

Kumiko