今日は、母の見舞いに行った後、金剛山へ。
 
雨が降っていたので、ほとんど登山客はいないはずなので、いろいろ考えるには絶好の機会です。
 

実際、7.5合目で、お姉さまに会うまでは、下山客2名とすれ違っただけでした。

お姉さまと会うなり、「昨日のコンサート、どうだった?」と、昨日の槇原敬之コンサートの話題になりました。

 

今日の考え事は、昨日の槇原敬之コンサートのことばかり考えてました。

 

ツアータイトルが、「タイムトラベリングツアー」。

ホント、不思議なタイムトラベルでした。

 

槇原敬之のコンサートに行って、マッキー自身の90年代の曲に触れる空間なのに、僕の頭の中は、80年代の C-C-B だったもんなぁ。

 

ライブ開始早々に、今回、Vドラムを使用しているとの紹介がありました。

Vドラムって、何だ?...と思う方もいるかと思いますが、電子ドラムのことです。

 

電子ドラムと聞くだけで、シモンズの電子ドラムを叩く 笠浩二さん(CCB) を思い出しました。

 

キミノテノヒラ の曲紹介の時、「この曲、知ってる人?」の問いに、僕の席の回り人たちは、それほど手をあげていませんでした。

 

キミノテノヒラ ってカップリング曲なんです。

カップリング曲って、レコードの時代では、シングル盤の B面 に入ってる曲のことです。

 

僕は、この キミノテノヒラ って曲、良い曲だなぁ...と感じているのに、あまり知られてないんだぁ...と思った瞬間、またまた、C-C-B が浮かんできました。

 

C-C-B のカップリング曲も良い曲なのに、世の中では、まったくと言っていいほど知られていません。

 

「スワンの城」、「夢の中でおやすみ」、「Inner Mind」なんか、A面の曲よりもいいんじゃない?ってくらい完成度の高い曲です。

 

しかも、マッキーは、当時、カップリング曲はアルバムに入れていない!...って紹介しました。

それを聞いた瞬間、うぅ...C-C-B も上記の3曲アルバムに入っていないじゃないか!

 

...と、槇原敬之のコンサートに来てるのに、C-C-Bの想い出ばかり浮かんでくるじゃないかぁ...と、不思議な感覚に陥ってました。

 

不思議な空間の中でコンサートを楽しんでいたら、マッキーの一言で、一気に現実の世界に引き戻されました。

 

マッキーは、何を言ったんだ?...と思われたかも知れませんが、「今年で55歳になりまして...」。

 

と、何気ない言葉ですが、55歳で、この世を去ってるんですね...C-C-Bのリーダー渡辺英樹さん。

 

その後、笠浩二さんも...。

 

コンサート会場は、マッキーのトークで楽しい雰囲気で包まれているのに、僕は、楽しさ と 悲しさ と 哀しさ を同時に感じていました。

 

コンサート会場にたくさんの人がいるけど、僕と同じ気持ちになってる人なんて、いるわけないじゃないか!...なんて思うと、涙が出てきそうになりました。

 

そんな時、頭の中に、甘い声で、

 

「 哀しい夜が来たら瞳を閉じてごらん 」

「 君の心の中でぼくは生きているはず Magic 」

 

というフレーズが聴こえてきました。

C-C-B の最後のシングル Love is Magic のサビの部分のフレーズ。

 

マッキーが、Vドラムって口にした瞬間、笠浩二さんが浮かんでくるし、

 

マッキーが、カップリング曲って口にした瞬間、CCBの「スワンの城」、「夢の中でおやすみ」、「Inner Mind」が浮かんでくるし、

 

マッキーが、カップリング曲はアルバムに入れていないと口にした瞬間、CCBも、そう...と浮かんでくる。

 

僕の心の中でCCBは今も生きている...と気づいた瞬間、このまま魔法にかかったままでいようと♪、楽しい雰囲気に包まれてる空間に戻って行きました。

 

...。

 

槇原ドリル ってのが、若者の間で、バズってるそうです。

帰宅後、早速、YouTubeで確認しました。

 

なるほど!

 

このノリなら、CCBの「Romanticが止まらない」も合うんじゃないのかな?

「Let's Go Climax」なんか面白そうって感じるのだけどなぁ。

 

...。

 

 

けど、どうして、ライブ中、槇原敬之のコンサートで、CCBのことが浮かんできたのだろうか、金剛山に登りながら考えてました。

 

あぁ...なるほど...と、ひとつの結論にたどり着きました。

 

すべては、ライブ当日の 槇原敬之 が、原因なんです♪笑

 

 

...っと、仕事しようか♪