登山開始時には、吹雪いていて、傘をさしての登山でした。
どのルートから登ろうか...と考えながら、寺谷ルートの分岐点を過ぎた地点です↓。
下山者が、チェーンスパイクを装着してるか否か、確認をしながら登っていました。
下山のことも考えながら、一番安全なルートは 念仏坂ルート と決め、下見がてらに 念仏坂ルート 方面に進みました。
念仏坂の登り始め地点です↓。
ヤバい!...と思ったものの、チェーンスパイクなしで登りました。
ところどころ、滑り出す箇所があり、下山時は、チェーンスパイクは必須だな、と判断しました。
ちはや園地です。
車のタイヤ跡は、ぐちゅぐちゅ状態です。
山頂の気温は、マイナス2℃でした。
捺印所前に かまくら復活 です。
捺印所で、スタンプカードを出そうとリュックに手を突っ込んだところ、青ざめました。
なんと、チェーンスパイクを車の中に忘れてきたことに気付きました。
どのルートが安全だろうか...。
念仏坂ルートでの下山だと、登りで1時間かかったので、下山も、同じくらいの時間がかかりそうです。
時刻は、午後6時を過ぎていたので、念仏坂ルートでの下山は気乗りせず、文殊中尾根ルートで下山することに決めました。
新雪です↓。
深いところで、10センチくらい積もっていました。
とにかく、目標地点を小刻みに設定し、あそこまで慎重に下山しよう!...と決め、その地点に着くと、次は、あそこまで慎重に下山しよう!...と集中力を維持することに努めました。
で、今日、気づいたこと。
暗くなると、文殊尾根ルートは、迷いやすくなるのですが、そこに雪が加わると、もっと、迷いやすくなります。
というのも、文殊尾根ルートのコース幅は広く、人それぞれ、歩くところが違うからです。
僕自身、普段は、下りは左側を歩きますが、雪が積もった時は、右側を歩いていました。
ところが、今日、雪のおかげで、人の踏み跡がしっかりと残っていましたが、ほかの人は、真ん中を歩いているのです。
明るい時なら、どこを歩いているのか分かりますが、ライトの灯りだけでは、自分がどこを歩いているのか分からない状況が続きました。
踏み跡を頼って、なんとか、馬場谷ルート との分岐までたどり着きました。
ここから先は、雪はなかったのですが、土が水分を含み過ぎて、グチョグチョ状態の中を慎重に下りました。
駐車場にたどり着いた時、結構、グッタリしてました。
今日の状況から、明日、ところどころ凍っていて危険だろうと思うので、早めの登山を心がけたいと思います。