日本酒の効果は、抜群だった。


全快とまでは回復はしなかったけど、身体がかなり楽になった。


この調子じゃ、金剛山登りゃ、全快やね♪


ところが、だ。


家を出て、金剛山に向かう途中、野暮用で寄ったところで受けたストレスから、体調が乱れ出した。


まつまさ駐車場に着いた時には、時折、ひどい咳が出だした。


こりゃ、人と会いにくい 黒栂谷ルート を行かなきゃな、と。


山頂まで、誰ともすれ違わなかった。


ただ、地獄のような苦しみを味わうことになった。


急に、鼻が詰まり出したり、痰が絡むような症状が出て、呼吸するのが困難な状況になり、涙が出てきたりした。


そうなると、まともな思考回路を保てない。


青崩道の終盤も、迂回路に入ったり、右折すべきところを直進したりと、自分自身、「こりゃ、相当ヤバいな。」と。


帰宅後、体温計で熱を計った。


何と、34.9℃。


妻や息子は、計測ミスやというので、再度、計ったら、今度は、34.6℃。


僕、34℃台の体温って、珍しくないんだけどね。


体温を計ったことで、自律神経が乱れていると分かったので、昨夜からマフラータオルを首に巻いて安静にしている。


そのほか、昨夜、自律神経と整える荒療法をしたおかげで、随分と身体が楽になった。


今日一日、安静に過ごしたいけど、仕事しなきゃ行けないし...。


ギリまで、安静にしてよ、と。