仕事の関係で、お昼ご飯抜きでの金剛山登山。
ルートは、黒栂谷。
なんというか、それなりに記憶があるのだが、特段、ブログで綴るようなことはない。
捺印所で、少し雑談をした後、すぐさま下山。
というのも、山頂の気温が7℃。
真夏と同じ格好だと、正直、少し寒かった。
手袋はあった方が良かったかもな。
で、急いで下山していたらお姉さまと会い、すぐさま、お礼を言われた。
お礼の内容は、先日の遭難騒動の件について、無事だった旨を伝えたことだ。
そりゃ、気にすると思う。
僕だって、山頂付近で聴こえた声が、遭難者だったら...って気になっていたからね。
当日、空を飛んでいたヘリが 大阪府警 のヘリだったようだ。
救助隊が入り、笛を吹いていたらしい。
たまたま千早本道8合目付近を歩いていた人が、ツツジオ谷方面から笛の音がするってことで、山頂経由で、ツツジオ谷に降りて行ったようだ。
それを聴き、僕ならどうするか考えたが、その場から大声を出し、状況確認し、警察などに連絡だけはするが、ツツジオ谷に降りることは絶対しない。
というのも、僕は、ツツジオ谷、タカハタ谷、松の木など、六地蔵尾根を経由するルートで下山したことは、1度もないからだ。
1度も下山したことがないのは、危険と認識しているからだ。
そんな危険地帯、しかも暗闇の中、下山するなんて、自殺行為だ。
...ってなことを考えながら下山した。
登山口の水場で靴を洗っている際、救助に行かれた方と会い、当時のことを尋ねてみたら、笛の音を聞き心配になったようだ。
その人は、「笛を吹いていたのが救助隊だったので、笑い話なんだけど。」なんて気さくなこと言っていたが、なんというか、複雑な思いがした。
とにかく、けが人は誰もいなかったが、なぜ、このような事態が起こったのか、どうすれば防げたのかなど、個々人が、考えなければいけない事柄だと思う。
やっぱ、事故って聞くと、嫌だもんな。