仕事を片付け、餃子の王将に。

 

その店舗独自のメニューの もも肉の唐揚げ にハマっていて、週一ペースで通っています。

 

金剛山に着いたのは、午後3時過ぎ。

 

登山支度を済ませ、黒栂谷ルートで山頂を目指した。

 

今日は、身体全体が重い。

 

とにかく、自分の体調を図るため、最初の車止め通過時間を確認した以降は、山頂付近まで、一切、アップルウォッチを確認しなかった。

 

青崩道78番電柱付近でアップルウォッチを確認すると、急げば、ライブカメラに間に合う!ってことで、ペースを上げた。

 

たぶん、20秒くらい前に撮影ポイントに着いたかと思う。

 

撮影後は、望遠鏡で、エキスポシティの大観覧車を探した。

 

昨夜、太陽の塔も地図で、大観覧車付近にあることを確認したので、まずは、大観覧車を探した。

 

あった!

 

探すコツを掴んだ。

 

が、肝心の太陽の塔が、これかな?ってな感じだったので、ハッキリ確認できるまでチャレンジする。

 

その後、捺印所で捺印を貰い、山頂の気温を確認し、自販機で購入したジュースを飲み干し、下山。

 

 

 

下山を始めた直後、嫌な音が聞こえてきた。

 

「どうか、このまま通り過ぎますように...。」と願っていたが、上空で旋回しだした。

 

そう、ヘリね。

 

金剛山にヘリが飛んでくると、ろくなことがない。

 

千早本道8合目付近からヘリの位置を確認しようとしても、木が生い茂っていて見えない。

 

ただ、位置的には、カトラの山頂からお花畑あたりだ。

 

ん!?

 

そういや、僕がアップルウォッチを見てペースアップした際、その付近で声がしていた。

 

けど、その付近って、今、土砂対策か何かの工事をしている付近なので、作業者の声だと思って、特に気にすることはなかった。

 

山頂には、まだ、1台、工事車両が止まっていたもんな。

 

ただ、気になる。

 

ところどころで、振り返り、上空を見るも、ヘリの位置は確認できない。

 

5合目手前で、お姉さまと会った。

 

会うなり、いきなり「嫌やで。」と、やはり、ヘリの音を気にしてる。

 

そう、常連連中は、ヘリに敏感なんです。

 

お互い、何か分かったら連絡しようってことで、別れた。

 

この時、午後5時を回っていた。

 

そう、日没が近づいている。

 

確か、午後5時20分くらいが日の入り時刻だったと思う。

 

最悪の展開だ。

 

ただ、無事を祈るしかない。

 

その後も、ヘリの音を気にしていたが、僕が3合目に達した時に、ヘリが遠ざかっていった。

 

まつまさ駐車場で着替えをしていたら、今度は、サイレンが聞こえてきたが、近くで音が消えた。

 

その後、駐車場入り口付近で赤色灯が見え、千早赤阪村の消防車2台が、黒栂方面に向かっていった。

 

山頂付近で聴こえた声だったかな?...と気になるものの、僕にはどうすることもできない。

 

嫌な気をしながら、帰路に着いた。

 

まつまさの坂を降り、府道に出て、少し車を走らせていると、けたたましいサイレンが聴こえ、消防車数台とすれ違った。

 

こりゃ、ただ事ではないぞ!...と僕も引き返した。

 

豆腐屋付近で、赤色灯が見え、どうやら、そこで停まっているようだったので、さわやかトイレで車を止め、歩いて千早本道登山口まで歩いて行った。

 

救助隊が、真剣に話し合っていたので、とても状況を聴く状況ではなかった。

 

千早本道を見ると、ライトが見えた。

 

たぶん、お姉さまだろう...ってことで、その場で留まった。

 

下山してきたのはお姉さまだった。

 

そこで、情報交換。

 

お姉さまの話では、さっきすれ違った若者の情報だと、「伏見峠に入って遭難したらしい。」とのこと。

 

ん!?

 

伏見峠だと、全然、位置が違う。

 

若者の情報が正しかったら、捜索隊は、全然違う位置を捜索することになる。

 

金剛山で、峠というならば、伏見峠、久留野峠、千早峠が思いつく。

 

けど、伏見峠、久留野峠だと遭難することは、まずない。

 

千早峠だと、登りでも下りでも迷うことは十分考えられる。

 

けど、ヘリの位置とは随分違う。

 

よって、若者の情報が正しくない可能性が高い。

 

となると、どこで遭難したんだ?

 

カトラ?

 

僕は、今年、カトラに3回入っている。

 

最後は、5月24日。

 

その時の記憶だが、砂防工事したロープを登り切り、横移動した付近。

 

正規ルートは、右の沢に進むのだが、左に登れるルート方がハッキリしていて、間違って、そちらに進む人もいるのでは?と心配になっていた。

 

もし、そちらに進んでいたら、僕が聞いた声の場所に近い。

 

もし、そこだったら、下からの捜索では、多分、たどり着かないと思う。

 

もし、そこだったら、ライブカメラ広場から、大きな声を出せば届くだろう。

 

...。

 

遭難だった場合だが、水や食料はあるのだろうか?

 

服装は?

 

今朝、金剛山山頂は3℃だったらしい。

 

低山登山だと舐めてると、とんでもない状況に陥ってしまう。

 

...。

 

 

とにかく、遭難かケガかも、さっぱり分からない状況だ。

 

ただ、救助隊が金剛山に入ったということしか分からない。

 

今、僕にできることは、ただただ、無事を祈るしかない。