さて、れいわ新選組が消費税の廃止のほか、最低でもインボイスの廃止を目指すと言っている。

 

実現可能か?との問いは、僕は、可能だ!と即答できる。

 

 

というのも、過去にも、強引に導入されたのだが、あまりにも反対の声が大きく、廃止になった法律がある。

 

インボイス廃止を訴えるなら、一度、下記をクリックして、法人税法35条を確認してもらいたい。

法人税法35条 削除

 

 

そう、削除されたんだ。

 

何年前だろ...もう忘れた。笑

 

場所は、東京お台場にある ホテル日航。

 

ん!? 今は、グランドニッコーって名前に変わってるのかな?

 

その日、タックスフォーラムってのが開かれてて、税理士先生方が、法人税法35条の問題点を発表していた。

 

発表を聴いていて、すごい先生たちだなぁ...と感心していた。

 

事件は、午後のテーマで起こった。笑

 

午後からは、現職の国税庁長官による講演。

 

東大法学部卒だったかな?

 

確か、フクダさんって方だったと思う。

 

一生懸命、話せてるのはヒシヒシと伝わってくるが、僕みたいな凡人にはさっぱり分からなかった。

 

また、お昼ご飯を食べた後だけに、睡魔が...。

 

ハッ...と目が覚めても、まだ、30分以上時間が残ってた。

 

廻りを見渡すと、寝てる人が、結構多かった。

 

起きてる人も、ただただ、早く終わって欲しかったのでは?と勝手な推測をしている。

 

そういう空気感を長官も感じ取っていたと思う。

 

で、10分残して、話す内容がすべて終わったようだった。

 

そのまま終わっておけば良かったものの、時間をつなごうとしたんだろな。

 

 

「何か、質問ないですか?」

 

お決まりの質問時間。

 

けど、あるわけないやん。

ほとんどの人、寝てたんだから。笑

 

となると、お決まりのフレーズが出てくる。

 

 

「何でもいいですよ。何か、質問ないですか?」

 

このフレーズを聴き、ふつふつ、ある感情が芽生えてきた。

 

なんで、質問せえへんねん!

せっかく、いい発表してたやないか!

 

 

国税庁長官は、誰も質問しないから、焦り出していた。

それを察した司会の方も、

 

「せっかく、国税長官が何でもいいっておしゃってくれてるんです。何か、質問ないですか?」

 

よしっ、ブッコンだろ!って思い、手をあげた。

 

国税庁長官 と 司会の方 が、ホッとした様子を伺えた。

 

僕が質問したのは、

 

「何でも良いということですので、質問させて頂きます。」

「朝から、法人税法35条の研究発表があり、改正ではなく廃止が必要との発表がありました。」

「ここにいる、税理士全員、皆、廃止を望んでいると思います。」

「この法人税法35条、国税庁長官は、どう思われてますか?」

「率直な意見を聞かせて頂けないでしょうか?」

 

というような質問だった。

 

気になる国税庁長官の回答だが、...バグってしまった。

 

「何でも良いって言ったけど、答えられるものと、答えられないものが...。」

 

そりゃ、そうだと思う。

間違って、「こんな法律、メチャクチャだ!」なんて思っていても、口にできない。

 

このような回答が返ってくるくらい理解してる。

 

なので、「申し訳ございません。」という回答でも、僕は OK だったんだ。

 

けど、驚きの回答が出た。

 

「このようなご意見があったことは、上に報告させて頂きます。」

 

上って、どこなんだろ?笑

 

とにかく、いろいろな団体からも、批判の声があった。

 

で、この法律がなくなった。

 

 

 

とにかく、今、言えることは、本気で廃止したいと思ってるなら、

どんどん口にすべきだね。

 

口にできないなら、SNSでもいいから、自分の気持ちを吐き出さなきゃ。

 

 

とにかく、今の突破口は、れいわ新選組だけだ。

 

けど、手法がマズいんだよなぁ...。

 

ケンカの仕方が下手なのかな?