もう何年前になるのだろ?
 

平成27年だから、7年前になるのかぁ。

 

この年の8月5日夜に、「富士山の山頂に来い!」というような声が聞こえてきたので、翌日、トレッキングシューズを購入し、富士山に向かった。

 

ルートは、御殿場ルート。

 

所要時間よりも、早く登れると思っていたのだが、全然違った。

 

登っても、登っても、山頂は、まだまだ、先。

 

最初の山小屋わらじ館に着いたのは、スタートして7時間を過ぎていた。

やっとのことで、山頂に着いた。
 
山頂に神社があるのは知っていたが、それが浅間大社だったとは、その場で知った。
 
というのも、数日前、長渕剛さんが、浅間大社で 奉納ライブ♪ をしていたので、ふもとにあるものだと思っていたからだ。

けど、浅間大社だと知って、富士山頂に呼ばれた意味が分かったような気がした。

 

その時に拝んだのが、「先日、うちの剛が、境内で奉納ライブしてたけど、悪気は一切ないんだ。もし、お怒りなら僕が謝るから許して欲しい。どうか、ライブ当日は晴れにして下さい。」というようなものだった。

ライブとは、コレね↓。

↑の写真の上部、曇ってるでしょ?

 

とにかく、数日前から、ふもっとっぱらでは、ずっと、雨が続いていたんだ。

 

僕は、数日前から

 

「境内でライブなんかするから、こんなことになるんだ!」

「当日は、絶対に晴れてくれよな。」

「賽銭、10円だったから、ご利益がないのか?」

 

など、いろいろなこと考えてた。

 

とにかく、富士山の山頂まで登り、お願いしてきて、雨だったらショックが大きいからね。
 

ライブ当日も、雨 のち 曇り だった。

 

ライブ会場の ふもっとぱら に着いた時は、富士山が、まったく見えなかった。

 

富士山が見えなきゃ、単に、ふもっとぱら でオールナイトライブしただけに終わってしまうもんな。

 

ライブ前に、一瞬、富士山は見えたが、また、雲の中へ。

 

そのまま、ライブ突入。

 

夜なので、富士山なんか見えない。

 

ライブは進み、曲は、Myself に入った。

 

空は、だんだん明るくなってきた。

 

曲は進み、間奏に入った時、

 

長渕「まずは、富士だーッ!」。

 

僕たちの眼前に、富士山がハッキリと見える。


曲の最後に、長渕剛さんは、

 

「昨日まで、ずっと雨だったんだよ。」

「どうしようかと思った。」

 

との言葉、そのまんまの気持ちだったと思う。

 

僕も雨が降ったら、なんのために富士山の山頂まで行ったんだ!って思ってたもんな。


Myselfを歌い終わった時には、富士山の前に雲があった。


雲よ、どいてくれーッ!

 

おそらく会場にいた人、全員がそう思ったと思う。


ライブが進んで行くにつれ、雲が流れていった。

 

そして、奇跡が起こった↓。

こんなことあるんだなぁ...って。

 

...。

 

さて、また、少しづつ、マインドコントロールしていかなきゃな、裁判に備えて。