下山後、とある場所に向け、出発。
水越トンネルを超え、京都、奈良、和歌山を結ぶ京奈和(けいなわ)道路で、奈良県を縦断。
途中、「法隆寺」という案内を見ると、寄ってみたい心境になった。
さらに、車を走らせてると琉球王国のような建物が見えたので、信号待ちの際、スマホのGPSを起動させ、画面をスクロールさせ確認すると、「平城京」だった。
寄ってみたい誘惑に負けず、目的に着いた↓。
国立国会図書館 関西館。
とある文献の写しを入手するためだ。
一応、18歳以上は誰でも入館できるようだが、入館カードを作成する必要がある。
うぅ...ダメだ、ここが限界。
寝る。
...と、まで、昨夜、書いて寝たようだ。
今、ブログを確認したら、タイトルがないじゃないか!ってことに気づいた。
やっぱ、国立国会図書館に行った影響が強い。
とにかく、集中して探さないといけないもんね。
昨日は、大正時代の議事録を確認したいってのが、一番の理由。
次に、判例の入手。
国立国会図書館に着いたのが、午後3時を過ぎていたものだから、セルフ複写する可能時間が2時間くらいしかない。
国立国会図書館で重要なアイテムが、「入館カード」。
このカードで入館するのだが、駅の改札口のような感じのもので、カードをかざし、ゲートが開く作りになっている。
国がその気になりゃ、僕が 何月何日何時何分何秒 に入館し、退館したか把握することは可能だ。
しかも、厄介なのが 複写 だ。
複写も、複写したい本のバーコードを読み込ませ、出力されたプリントに、複写したいページを記入しなければいけない。
記入した後、受付に提出し、該当ページに汚れがないか、折り目がないかなどのチェックを受ける。
チェック後、コピーし、コピーしたものを再度受付に提出し、枚数を確認されて料金を支払うシステムになっている。
国がその気になりゃ、僕が どの書籍の何ページ目から何ページ目までをコピーしたのか把握することは可能なんだ。
昨日、驚いたのが、判例の入手時だ。
僕が確認したかったのは、最高裁判所判例の64巻だったのだが、書棚にあったのが65巻からだった。
受付に確認に行くと、書庫にあるかもしれないので、パソコンで検索してみて下さいと言われたので、パソコンに向かうと係の者が来てくれ、操作方法の説明を受けた。
係の者が、「判例の場合は、こちらのシステムを使用してくださいね。」とアイコンをクリックしたら...。
TKC LEX/DB だった!
それを見た瞬間、「ウォォォォォォォォッ!!!」 という感情のほか、「ウゥ......ッ」 というような違った感情を同時に抱いた。
とにかく、複写可能時間が迫ってきたので、該当する判例を印刷した。
もう1件、税務に関係のない判例を検索したら、見事にヒットする。
さすが、だ。
昨日の収穫は、いざとなったら、国立国会図書館に行けば、TKC LEX/DB が使えるということを知ったことだ。
ちなみに、個人が自宅で使おうとすると 月額9900円らしい。
うぅ...貧乏はツラいな。