れいわ新選組のある方が、消費税で誰が得をするのか?を語るようだ。

 

いったい、誰が得をするのか、ぜひ、聞いてみたいものだ。

 

そもそも論だが、消費税を納めてるのは、客じゃなくて、事業者だからね。

 

けど、負担してるのは、私らやん!って言いたくなる気持ちは理解するが、とりあえず、それは横に置いて、具体例を用いて説明する。

 

 

以下、事業者の話ね。

 

 

日本国内で、300円(税抜き)で仕入れたものを、本体価格1000円で販売した場合で考える。

 

 

ケース1 : 日本国内のみで販売した場合

 

販売価格 : 1100円 ( うち消費税100円 )

仕入価格 :  330円 ( うち消費税 30円 )

消費税の納税額 : 100円 - 30円 = 70円

手元に残るお金 : 1100円 - 330円 - 70円 = 700円

 

 

ケース2 : 日本国内での販売50%、海外への販売50%

販売価格 ( 国内分 ) : 550円 ( うち消費税 50円 )

販売価格 ( 国外分 ) ; 500円 ( 消費税は免税 )

仕入価格 : 330円 ( うち消費税 30円 )

消費税の納税額 : 50円 - 30円 = 20円

手元に残るお金 : 550円 + 500円 - 330円 - 20円 = 700円

 

 

ケース3 : 海外への販売のみの場合

販売価格 : 1000円  ( 消費税は免税 )

仕入価格 :  330円  ( うち消費税 30円 )

消費税の納税額 : 0円 - 30円 = △30円 (つまり、還付額)

手元に残るお金 : 1000円 - 330円 + 30円 = 700円

 

 

手元に残るお金は、どのケースも、700円。

 

ねぇ、誰が得をするの?

 

輸出企業は、消費税が還付されるから、得してるやん!って勘違いしないでね。

 

 

 

それと、消費税を負担してるのは私らやん!だが、その考え方が違うねん。

 

上記の例で説明すると、1000円のものを1100円払って買っただけ。

 

えっ!?、と思われるかも知れないが、実質的には、そう理解すべきなんだ。

 

だって、お店側は、1000円(税込)で販売することも可能なんだから。