先日、勉強会登山の内容を紹介したい。
 
質問の内容が、れいわ新選組が消費税を廃止するって言ってるが、大丈夫?というものだった。
 
僕は、理に適ってますよ、と答え、以下の説明をさせて頂いた。
※ 説明上、軽減税率のものは省きます。
 
お店で500円の商品を買った場合、消費税を50円支払うでしょ?
 
だけど、そのお店、お客様から預かった消費税を、そのまま税務署に納めるんじゃないんですよ?
 
そのお店も、商品を仕入れる時に消費税を払ってるので、その支払った消費税を差引いたものを納めてるんですよ。
 
で、そのお店の仕入先(上図では下請業者、問屋など)が、預かった消費税を税務署に納めれば、税務署に入る消費税の合計額と、お客様が負担した消費税の額と一致するでしょ?
 
これが、ザックリとした消費税の仕組みです。
 
ここで、押さえておきたいのが、税務署に消費税を納めているのは あなた ではなく、事業者という点です。
 
そのお店、ちゃんと、税務署に納めてくれてるのですか?
 
えっ?って思われた方は、是非、下記のURLをクリックしてみてください(出典:国税庁)。
 
税金の滞納状況が示されています。
 
消費税の滞納額が、3245億円。
 
2ページ目を見て頂ければ、グラフで紹介されていますが、消費税がトップです。
 
あなたは消費税を納めているつもりでも、税務署まで届いていない可能性があるのです。
 
この点、理解してました?
 
たしかに、消費税を預かったお店に責任はありますが、僕は、なぜ、そのような状況が発生したのか理解しているので、お店を強く責めることはできません。
 
とりあえず、今回のブログでは、あなたが納めた消費税が、国に納められていないかもしれない...という点だけ抑えて頂ければ幸いです。
 
この消費税の件については、まだまだ、伝えたいことがありますので、後日、書かせてもらいます。
 
つづく