今日は、お客様との打ち合わせ後、金剛山へ。
 
309号線を走行していたので、水越側から登ろうと決めた。
 
ルートは、もみじ谷第5堰堤左。
このルートは、以前にも登っているルートなので、結構、舐めての登山だった。
 
水越口を過ぎたあたりで、息が、いつもと違う。
 
身体が動かない。
 
とにかく、呼吸が乱れないくらいのペースで歩いたら、1キロ地点通過タイムが17分。
 
もみじ谷の取りつきに着いたのは、スタートして32分。
 
正直、この時点で息があがるような苦しさだった。
 
第1堰堤を通過し、いつもは、すぐに到達する第2堰堤にたどり着かない。
 
やっとのことで、第2堰堤に着き、すぐ先にある第3堰堤を過ぎたところで、水分補給。
 
その後、何度も何度も足を止め、適宜、水分補給をした。
 
第5堰堤を超え、Y字路を左に取った先で、ヤマドリに遭遇↓。
警戒心の強いのか、すぐ気づかれてしまい、うまく撮れなかった。
 
この後、先週金曜日に左折したところを直進し、先に進むと、「こんなところ通ったかな?」と言うところに出た。
 
蜘蛛の巣を取り除きながら先に進むと、崖からロープが垂れ下がっていた。
 
見覚えのあるロープ。
 
以前、このロープを途中まで登り、沢に沿って進んだら、どえらい目にあった。
 
ってことで、引き返すことに。
前回、このルートを利用したのは、2017年1月5日。
 
妻と息子と登った時だ。
 
左の木に、黄色いテープがあるところを左折。
 
崖にロープがたらされているので、それを掴み登る。
 
妻と息子と登ったルートだから、この坂を登り切ったら楽なルート♪と、間違って覚えていた。

そのキツい坂を登り切ったら、


「何っ、まだまだあるやんけ!」
 

持参した水分が、アクエリ500ml、お茶500ml。
 
その水分が、どんどん減って行くので、水分量を計算しながらの登山だった。
↑山頂ライブカメラ広場からの風景。
 
山頂で、お客様のところに電話を入れたのだが、僕の声がかすれていて、
こりゃ熱中症だ!
 
山頂の気温は19℃だったが、熱中症の症状が出てきたようだ。

念のために、自販機で、下山用のポカリスエットを購入。
 
下山は、ガンドガコバルートで。
↑大日ヶ岳 には立派な案内板が設置されていた。
 
六道の辻 に着いたのは、スタートして17分。

いつもは、12分で通過している。

太尾塞 に着いたのは、スタートして30分。

いつもは20分から、遅くとも23分で通過している。

明らかに、身体に異変が生じている。

ゆっくり歩いているのに、呼吸が乱れる...ヤバいぞ。

何とか、サネ尾根分岐の沢にたどり着いた。

沢で顔や頭を洗い、濡れたタオルで身体を拭いたりした。

ここから、車まで2.5キロ。

とにかく、ゆっくり歩いて帰るしかない。

誰もいない、薄暗くなり始める登山道。

余計なことを考えずに、ゆっくり歩く。

駐車場に停まってあった車は、僕の車1台だけ。

下山に要した時間、1時間30分。

いつもは、1時間10分、かからないのに。

まさかの症状に、改めて登山の怖さを知ったy

マジ、ノックアウト寸前の登山だった。