1400回以上、登っていれば、何回か危険な体験をしている。
 
深い霧に包まれ視界がまったくなくなったことや、雪の日の下山中に滑落したこと、下山後、車の中で熱中症が発症したことがあり、どれも、命にかかわることだったので、今思うと、ゾッとする。
 
そして、今日の登山も、記憶に残る登山となった。
 
今日のルートは、赤滝谷東尾根。
 
↓まつまさの坂を下り、府道705号線に出て、左折。
 
ロープウェイ駅方面に歩くと、分岐に差し掛かる↓。
ここの分岐は、右へ。
 
少し道に沿って歩くと、また、分岐に差し掛かる↓。
ここも、右へ。
 
すぐ、↓に出る。
画面中央部より、少し右にある 鉄パイプ橋 を渡る。
 
が、ここから先が分からなかった。
 
↓とにかく左側の尾根に乗らなければいけないので、懸命にルートを探した。
先程の橋を渡ってから10メートル程進んだところに、折り返すような感じで、坂道があったので、そこを進む。
 
が、また、そこから、先が分からない。
 
四苦八苦して、なんとか尾根道に出たのだが、こんな感じ↓。
すんなりと直線的に進めない。
 
我慢を続け奥深く入っていくと、こんな感じになる↓。
 
順調良く進めたかと思うと、強烈なものが飛び込んでくる↓。
ここも直線的に進むのだが、奥の綺麗な緑...強烈だった。
 
清井山の茂みとは比べ物にならないくらい、深い茂みだった。
 
水曜スペシャルでも、あんな茂みは、なかなかお目にかかれない。
 
また、道も整備されておらず、自然のままの状態だった。
 
その後も、四苦八苦して、なんとか 東條山 に到達↓。
茂みのおかげで方向感覚を無くし、誤って直進してしまったが、途中で気づき、ここまで戻ってきた。
 
ここは、左折。
 
その後も、ルートを間違え、引き返すという失態をしてしまった。
 
やっと、五條林道コースと合流↓。
ただ、千早峠経由だと、捺印時間に間に合わないことも想定したが、頑張ろう!ってことで、千早峠に向かったのだが、この少し先で、工事車両が道を塞ぐように駐車していたから、また、ここまで引き返した。
 
で、馬場谷で登ることとした↓。
ただ、初めてのルートで、足元も確認できないようなところを通ってきたので、体力を相当消費しており、馬場口からだと、いつもは50分あれば山頂に着くが、今日は、1時間30分くらいかかるかも...ってな感じで登った。
 
と言うのも、ここに来るまで、首にかけてた マフラータオル を3回絞っている。
 
かなりの汗が出ている。
 
少し歩けば、息が上がる状態だった。
 
途中、何度も立ち止まり、文殊中尾根との合流、文殊東尾根との合流、それぞれで、ベンチに座り、小休憩を入れた。
 
座り込んでの休憩なんて、めったなことではしない。
 
無理せず、1歩づつ前に進み、息が上がっては休む...を繰り返し、なんとか山頂に着いた↓。
 
下山時、道が整備された 千早本道 を歩いていると、感激のあまり涙が出てきた↓。
スタートして、ちょうど4時間でゴールした。
 
帰宅途中、自宅近くで安心したのか、ふと自分の呼吸に意識を向けると、長距離を走った後のような呼吸をしていたので、ドラッグストアに寄り、経口補水液オーエスワン と 塩分タブレット を購入した。
 
早速、車の中で 塩分タブレット を続けざまに3個食べたら、症状が回復してきた。
 
それにしても、赤滝谷東尾根ルートは強烈だった。
 
僕的には、NGでお願いします。