昨日、千早本道で山頂を目指したのだが、スタート地点と2合目の中間地点を過ぎたあたりで、上の方から女性の声が聴こえてきた。
声のする方を見上げると、急斜面を降りようとしてくる3名の女性がいた。
最近、ルートを間違えて、ここに来る人が少なからずいる。
ケガ人が出る前に、一言、コメントを入れておく。
千早本道で下山した場合、5合目から4合目の中間地点で、直進できそうな小道がある。
その小道が、水ヶ阪尾根へのルート、通称、ささやきの小道だ。
このルートだが、まずは、登山時に、このルートを利用した方が良い。
というのも、いきなり、入り込むと、先の女性のように急斜面を下ることとなる。
そこで、簡単だが、ルートを説明する。
千早本道の4.5合目から小道を入っていくと、まずは、下っていく。
しばらくすると、登りになり、登りの途中に、左に進む小道がある。
この小道を進んで行くと、分岐点に気づかなければ、危険な急斜面に出くわす。
この分岐点だが、目印がなく、見落としやすい。
ポイントは、木をくぐり、またぎといった箇所にたどり着いたら、分岐点が近付いていると認識した方がよい。
直径20センチくらいの大木をまたいだら、90度右側に、降りれそうな箇所があり、そこを下って行く。
間違って直進してしまうと、急斜面となる。
ホント、分かりにくいので、千早本道4.5合目から、下って、登りが始まったら、登りきった方がよい。
登りきると、右に90度くらい曲がり、下って行く。
下って、若干登って、下って、下っていくと、分岐点がある。
直進すると、松の木・タカハタ・ツツジオ方面に向かう沢への降り口に出るが、この分岐点は、左に曲がった方をお勧めする。
左に曲がると、しっかりした小道があり、迷うことなく、千早本道に出ることが出来る。
これからの時季、日没が早くなってくるので、午後から、お初のルートに挑むのはやめておいた方が良いと思う。