今日の金剛山登山ルートは、ツツジオ谷。


午後4時22分に、まつまさ駐車場を出発。


できれば、もう1時間前くらいには出発したかったのだが、仕事の都合上、このような時間になってしまったので、仕方がない。


今日の目的は、ツツジオ谷ルートから千早本道に出るルートで山頂に向かうことだった。


昨夜、ネットで、いろいろ情報を入手したのだが、これだッ!って思う情報を見つけることは出来なかった。


でも、だいたいの位置関係は把握できた感があったので、該当付近を注意深く探してみたのだが見つからない。


もう少し、上へ行ってみよう!ってなことを繰り返してると、松の木ルートに抜ける分岐点に達してしまった。


時間は、午後5時30分を過ぎていたので、尾根に上がり、捺印所へ。


山頂で、登頂回数5千回を超えるベテランさんに会い、そのルートのこと尋ねると、当然のように知っていた。


知り得た情報は、何回も通っており、冬場でなければ、危険ではないとのこと。


同区間は、5~6分くらいとのこと。


それを聞き、下山時、千早本道から行ってみようと思い、実行してみた。


千早本道からの取りつき場所は知っていたので、迷わず、そのルートを突き進んだ。



が、先に進むにつれ、恐怖感が増してくる。


リアルに、道幅は20センチくらいだ。


しかも、足を滑らせ、ルートを外すと、100メートルくらい垂直落下する。


「滑落したら、確実に死ぬ!」


なんとか、ツツジオ谷の沢にたどり着く。


正直、今、来た道を帰りたくないという気持ちで、ツツジオ谷ルートまで登り、下山しようと思ったのだが、暗くなり始めてきたので、来た道を引き返す決断をした。


ツツジオ谷ルートからでは、見落としやすい取りつき口。


恐る恐る、沢まで降り、向こう側に渡り、道幅20センチの道を歩いて行く。


千早本道に戻れた時、ホッとしたのと同時に、強烈な恐怖感が襲ってきた。


僕は、もう二度と通らないことを決めた。




千早本道からツツジオ谷に降りれる...という情報を入手しても、試そうとは思わないで欲しい。


そう強く願う。