こんにちは、1年の西川です。
カーフマン南関東ステージのエリートに出場してきました。そのことについて振り返りたいと思います。
今回の目標は
予選ステージで一番レベルが高いと言われる南関東でとにかく完走。
たらればの話になるが、冷静に考えれば「エリート完走」であれば、東海ステージでこの目標は達成できたはず…
実際のところは「エリートレース」に恐れていた、びびっていたというのが大きかった。
東海終わってから、「次はエリート(出場)だな」という声を回りからかけてもらったのと、東海の大集団が楽しそうだったので南関東の出場を決定。
今回のレースプラン
1st RUN→17分後半~最低でも18分前半
BIKE→集団から千切れない・先頭からとにかく逃げる
2nd RUN→足を止めない
~レース当日~
天気はとてもいいが、とんでもなく強風。例年以上?だったらしい
また、隣がとんとらさんの集合場所のようで、宮さんや神邑さんと言葉を交わす。宮さんはリベンジレースのようで、走力も大体同じくらいなはず。BIKEで一緒に回せればと思っていた。
朝の電車からの緊張は、エイジ女子→男子→エリート女子となるたびに増していった。
UPの段階でも、周りにいるのは有名な選手ばかりで普段とは違う空気を感じる。
でも、なんだかんだでチームでいると落ち着いていられる。
そしていざSTART!
予想通り先頭はかなりのスピードで走っている。今の段階では、まともについていけない。
自分のペースより少しきつめで付近にいる人にくっついていく。
周りには室賀さん、宮さん、ここで集団を作りたいと思いつつ、
少しだけ早めにトランジin
トランジは練習しているが、今回はうまくいかず。
単発の練習だけだと、レースの感覚と違うから今回はスムーズにいかなかったのかもしれない。
そして、
こっからが本番。
最初は2人で回す。前はかなり遠くに見えるものの、追い風が強すぎて追いつけない。力不足を感じる。
後ろには室賀さん・宮さんがいて、最低でも3人で回せればと考え、先に水分補給を済ませ、前を追いつつ後ろを待つ。
何周かすると、180°ターン前のコーナーですれ違いざまに「宮さん!」と自分から声をだしていた。
そしてしばらくすると
ついに合流!
そこからは
「前追うぞ」
「離れるな」
そんな感じの言葉を何回もかけてもらって、ただただ「はい!」と返事をしてついていく。
牽かせっぱなしは申し訳ないし、ペースも落ちていってしまうので遅いけど前にでる。最低でもできることをするという思いで踏ん張る。
先頭集団との距離をすれ違うたびに確認。
swimの400mTTの時も25m何往復したか、泳いでる途中で忘れるぐらいで、サイコンもつけてない(あっても多分見る暇ない)、そんな状態であと何周逃げりゃいいんだと思いながらひたすら漕ぐ。
中盤から終盤に差し掛かったところらへんで
「西川、絶対完走しろよ!」といわれる。
今考えれば、自分の完走もかかっている状況なのに…
何がなんでも完走しなければ。
とにかく前を回収していく。
回収した後も2人で回す(回してもらう)。
多分2人のほうが速いという感覚が合っていたんだと思う。
路面の衝撃で足がぴくぴくする。
でも、そんなのは皆一緒。とにかく逃げなければ。
折り返しが近くなると、最終周のベルの音が聞こえてきた。
バイクカットは回避。
なんとか完走できる。
6周目の折り返しで落車、気が抜けていたのか、何なのか分からないが、自転車から落っこちて、両足が攣って、もがいていた。
後ろの方には迷惑かけました。すいません。
2回目のトランジin
膝から上は何ともないのに、膝から下が機能しない。
足が攣るか攣らないかの瀬戸際で足を動かす。
非常に汚いランフォームで参考にもならないし、残念な姿で走っているように周りから見られたとしてもここまできたら、プライドなどない。そもそも2nd 足を動かすという目標であったので、プライドなど持っていない。(笑)
とにかくリザルトに数字を刻むことが宮さんの牽きに応えることだと思ったので、とにかく足を止めない。
室賀さんもしんどい場面で、支えてくださった。
そして、ついにFINISH
技術的・競技的な反省は個別にするとして、今回はエリートレースの洗礼を浴びたというのが率直な感想。コース上に自分だけが残るという屈辱も味わった。まだまだ実力不足。
そして今回、エリートレース完走を自分の力で勝ち取ったなんてそんなことを書けるはずがなく、宮さんがいなければきっとLAP・DNFとなっていたはず。本当に感謝しています。口では表現しきれない「もの」をいただきました。この経験は非常に大きいです。
そして自分がわずかでも力になれたのならよかったと思います。
そして、応援ありがとうございました。必死に前を追う原動力になりました。また、レース後は迷惑かけました。すいませんでした。そしてありがとうございます。足がどうにもなりませんでした。もっと鍛えてきます。
デュアスロンはきつすぎて意味わかんないし、足が終わるし、もうあまり出たいとは思わないが、エリート完走できるかできないかぎりぎりの後輩がいたら、自分がしんどくても声かけて、その前を牽いて、完走へ導いてあげられるような、そんな人になりたいと思った1日でした。
以上です。
そして、チャンピオンシップに出られる方は頑張ってください。
あと、松浦さんインカレ自走まだ名古屋で止まってますよ。つづきお願いします!