続いて二日目。
前日の峠たちにやられた皆は、峠回避ルートで木島平(?)の宿を目指すことに。
一方、私は二日目から参加の長田と共に、当初の予定通り山岳ルートへ。
地蔵峠→渋峠の順。
まずは地蔵峠。
市街地からずっと坂。
いつまでも、どこまでも坂。
坂坂坂坂坂。
しかも勾配がそこそこキツい。
ずっと8~10%くらい?
そんなわけで、アウター縛りの私は長田の金魚の糞状態(笑)
しばらく登ると本格的な山に。
ここで長田に千切られる。
無念!!
相変わらず「熊出没注意!」と親切な看板さんが教えてくれます。
ただでさえ辛いのに脅かさないで欲しいわ。
次第に勾配のキツさが増してきて、唸り声を上げながら踏みまくる。
私のクルクル回したい思いを余所に、峠はペダルをもっと力一杯踏めと迫るのです。
仕方無しに峠の要求を呑んでしばらく唸っていると、小休止する長田を発見。
そんな長田を後目に、黙々と踏み続ける。
それから頂上までは、また独り唸り続けたのだった…。
完
はい。
50~70km/hで爽やかに、そして健やかに峠を下った後、草津の麓へ向かいました。
草津までは10キロ程度のヒルクラ。
草津から渋峠までは25キロ程度のヒルクラ。
計35キロのスーパーヒルクライム。
しかも渋峠は国道最高地点(約2100m)の超級山岳。
これは楽しみ!!
草津の麓にあるセブンで昼食をとってから登坂開始。
今回のメインイベントである志賀高原の、孤独な山登りが始まりました。
草津までの登りもなかなかの勾配で、やはりアウターだと辛い。
だいたい荷物を持ってきすぎたわ、などとひたすら反芻しながらゴリゴリ。
ゴリゴリ、ゴリゴリ、ひたすらゴリゴリ。
靱帯の怪我が再発したらどうしようと思う余裕もなくゴリゴリ。
ゴリゴリの甲斐あって草津着。
ボトルが空なので自販機で補給。
と、次の瞬間!!
後ろから猛スピードで私を抜き去る男が一人。
やられた!!長田だ!!
急いで追跡開始。
踏めども踏めども長田の背中が見えてこない。
3キロくらい進んだだろうか、ついに長田の姿を捉えた…かに思われたが、長田のそれとよく似たウェアを着たオジサンだった。
長田だと思って追い掛けたのは全くの別人だった。
ジリジリと差を縮め、長田(贋(がん))をパス。
それから数キロ~10キロ程度ダラダラと登り続けると、視界が開けてきた。
硫黄の臭いが立ち込めた高山領域に突入。
貴重な高山植物が群生している。
かなりの絶景だったが、私の文章力ではあの景色を言語化出来るとは到底思えないので、トライアスリート及びローディーの諸君におかれては、是非とも自走で確認されたい。
かなり長い峠—例えば柳沢峠—では、途中から辛さの余り独り言を呟いてしまうのが自転車乗りにとって定番であろう。
勿論このスーパーヒルクライムも例外では無かった(というか、日々磨き上げし独り言を披露する舞台としては日本最高クラス)。
延々と続く自問自答の末、国道最高地点の渋峠に到着。
寒い!!
到着後、渋峠の看板前で愛知から来たチャリダーと談話していたら、長田(真)も到着。
50分遅れくらいだったかな?
長田の真贋共に走ったスーパーヒルクライムは、時速72キロで落車しかけた下りを端折るが、こうして幕を閉じた。
その後は宿を目指してひた走り、宿に着いて一安心。
二人とも無事に二日目を終えたのでした。