じゃんぼ じゃんぼー
アフリカ社長です。
毎日、毎日、イラン戦争の話題で持ち切りの世の中ですが、
今回は少し身近で、でも意外と知られていない話。
前回は、コーヒーのお話でしたが、今回は「お茶」の話。
🧭 1. なぜ800万キロの茶葉が滞留しているのか?
現在、ケニアの港・モンバサでは
👉 約800万キロの茶葉が滞留していると言われています。
800万キロ??
どれくらいかというと👇
紅茶1杯で2gで試算すると、、、
👉 約40億杯分の紅茶![]()
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👉 大型トラック約800台分
かなりの量です。
ただし重要なのは👇
👉 これは“1週間分”や“1日分”ではない
本来、ケニアでは茶葉は、毎日輸出され毎日新しく入ってくるという“流れ”で回っています。
ところが今回は、、、
運べない状態が続いたことで、在庫が積み上がってしまった。![]()
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結果として、約800万キロ(=数日分の輸出量)が港で“詰まっている”状態になっています。
🌍 なぜ運べなくなったのか?
理由はシンプルで、中東情勢の悪化
ケニアの茶葉は主に中東へ輸出されますが、
- ホルムズ海峡
- バブ・エル・マンデブ海峡
このあたりの緊張により
👉 船が減る
👉 ルート変更(遠回り)
👉 保険・運賃が上昇
👉 物流が滞る
つまり今回の問題は 売れていないのではなく、運べない![]()
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🍃 2. ケニアにおける茶葉産業
ケニアは世界有数の紅茶輸出国です。
特徴は
- 小規模農家が中心
- 高地栽培で品質が高い
- モンバサでオークション販売
主な輸出先は
- 中東(パキスタン、エジプトなど)
- ヨーロッパ
- ロシア
- アフリカ周辺
👉 特に中東は
全体の20〜25%を占める重要市場
つまり今回の問題は “主要マーケットが止まった”状態
🚛 3. 運べないことによる影響
この問題、単なる物流では終わりません。
■① 在庫が積み上がる
倉庫に残る
保管コスト増
現金化が遅れる
■② 取引が鈍る
「運べないなら買わない」
価格にも影響
■③ 農家の収入に直撃
売れて初めて現金になる
滞留すると👇
支払いが遅れる
つまり👇
港の問題ではなく、生活の問題
🔧 4. 検討されている対応策
現在、いくつかの対策が検討されています。
■① 輸送ルート変更
👉 喜望峰経由
(ただし時間・コスト増)
■② 市場分散
👉 ヨーロッパ・アジアへ
(すぐには代替不可)
■③ 国内消費強化
👉 ただし規模が足りない
■④ 長期的な物流見直し
依存構造の改善
🧠 最後に
今回の問題は「ケニアの問題」ではなく
“世界がつながっている証拠”です。
遠く中東で起きている出来事が
港を止め、物流を止め、そして農家の収入を止める
売れないのではなく、運べない
作れないのではなく、届かない
この構造は、資源でもエネルギーでも同じです。
小さな茶葉の話のようで、
実はかなり大きなテーマなんです。
アサンテサナー![]()
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ありがとうございましたー![]()
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