アフリカで働く社長のブログ。

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金の投資で、ケニアで3000万騙され、
「アフリカで取られたものは、アフリカで取り返す」
精神で、主に東アフリカ(ケニア・タンザニア等)を開拓しています。

 

じゃんぼ じゃんぼー

 

アフリカ社長です!

今日、ケニアのスタッフと話をしていたら、またデモが予定されているようです。。。ガーンガーンガーン

 

日本でデモと言ってもそんなにピンとこないかと思いますが、

ケニアの場合、デモが起こると国全体がマヒ状態です。ゲッソリゲッソリゲッソリ

 

交通機関に影響が出たり、主要な街では出歩く事すら困難になります。

 

この時期になると、ナイロビには独特の緊張感が漂い始めます。

理由は、毎年政府が発表する「Finance Bill(財政法案)」です。

 

毎年、毎年、この政府が発表する法案は、簡単に言うと、

 

「国の財政が厳しいから、政府が増税したい」プンプンプンプンプンプン

 

vs

 

「国民はもう限界」えーんえーんえーん

 

このバトルです。

 

昨年、ケニアでは若者達による大規模な抗議デモが発生し、

一時はなんと市民が国会へ突入する事態にまで発展しました。

 

世界中のメディアが報じたあの映像を覚えている方も多いでしょう。

しかし、今回私が取り上げたいのは、「なぜデモが起きるるか」ではありません。

 

“誰が怒っているのか”という点です。ムキームキームキー

 

📱Gen Zとは何者なのでしょうか?

今回の抗議運動の中心にいるのは、「Gen Z(Z世代)」と呼ばれる若者達です。

一般的には1997年〜2012年前後に生まれた世代を指します。

 

ケニアは、世界でも有数の「若い国」です。国民の平均年齢は20歳前後とも言われ、人口構成の中心は若者です。

つまりケニアでは、「若者が少数派」ではありません。むしろ、社会の主役そのものなのです。

彼らはスマートフォンを持ち、TikTokやX(旧Twitter)を使いこなし、英語を話します。

 

近年は大学進学者も増え、銀行、大手企業、公務員、IT業界などを目指す若者も多くなっています。

一昔前のアフリカ像とは、かなり違います。

そして何より、彼らは「世界」を知っています。

SNSを開けば、ドバイも東京もニューヨークも映ります。世界中の生活レベルをリアルタイムで比較できる時代です。

だからこそ、現実とのギャップにも敏感です。びっくりびっくりびっくり

 

🎥彼らは今、何をしているのでしょうか?

ケニアの若者達は、非常にエネルギッシュです。看板持ち看板持ち看板持ち

TikTok配信者、YouTuber、インフルエンサーとして活動する者もいれば、

Uberドライバー、配達員、BPO(コールセンター業務)、銀行員、公務員試験を目指す者もいます。

ナイロビには、英語を話し、IT知識を持つ若者達が数多く存在しています。

 

しかし、問題はここからです。

 

「教育を受ければ、豊かになれる」という従来の方程式が、崩れ始めています。悲しい悲しい悲しい

大卒でも仕事が見つからない。

就職できても、生活が苦しい。

 

都市部では家賃や燃料代、食料価格の上昇が続き、「頑張っても上がれない」という閉塞感が広がっています。

これが、現在のGen Zの怒りの根底にあります。

 

💸彼らは何に憤慨しているのでしょうか?

単純に言えば、「生活難」です。

増税、燃料価格、食料価格、失業率――。

しかし、本質はもう少し深いところにあります。

 

それは、「未来が見えない」という感覚です。

 

政府は「経済成長」を語ります。

しかし若者達は、その成長を実感していません。

SNSには豪華な政治家達の生活が流れ、自分達の現実との落差だけが広がっていきます。

さらにケニアでは長年、「部族政治」が社会を動かしてきました。

しかし今回のGen Z運動は、従来の政治運動とは少し異なります。

 

政党主導ではありません。

SNS主導なのです。予防予防予防

 

TikTokで動画が拡散され、Xで抗議が広がり、ミーム(ネットネタ)が政治を動かします。

ある意味でケニアは、「SNS時代の政治」の最前線にいるのかもしれません。

 

🤖AIは、彼らから“未来”を奪うのでしょうか?

そして、ここからが本題です。

 

今、世界ではAIの進化が猛烈なスピードで進んでいます。

しかも今回のAIは、単なる機械化ではありません。

“知的労働”そのものを代替し始めています。

 

例えば、

・事務作業
・翻訳
・コールセンター
・資料作成
・初級プログラミング
・デザイン補助

こうした「若者が最初に就くホワイトカラー職」が、AIに置き換わり始めています。

これは、人口増加国にとって非常に大きな問題になりうるでしょう。

 

本来であれば、

人口増加

工業化

雇用増加

中間層形成

という流れで国家は成長してきました。

 

しかしAI時代では、

人口増加

AI化

雇用減少

という、これまでとは違う未来が起こる可能性があります。

 

🌐これはケニアだけの話ではありません

実際、似た現象は世界中で起き始めています。

中国では若年失業率が問題化し、インドでも「人口は増えているのに、良質な雇用が足りない」という問題を抱えています。

東南アジアでも、BPOやバックオフィス業務へのAI導入が始まっています。

そして、これはアメリカも例外ではありません。

AIが本格化すれば、「普通のホワイトカラー職」の価値そのものが変わる可能性があります。

 

つまり、

 

「人口増加≠国力」

 

という、これまでの常識が変わるかもしれないのです。

 

🇯🇵日本は例外なのでしょうか?

一方、日本は少し特殊です。

日本は人口減少と高齢化が進み、人手不足が深刻化しています。

そのため、AIやDX化は「失業を生む存在」というより、「人手不足を埋める存在」として期待されている側面が強くあります。

しかし、それでも安心とは言い切れません。

AIは、知的労働の価値そのものを変えていく可能性があるからです。

つまり日本もまた、「人間は何を仕事とするのか」という問いから逃れることはできないでしょう。

 

🔮ケニアの若者達が見せている未来

ナイロビの若者達の怒りは、単なるデモではないのかもしれません。

それは、

「教育を受けても、未来が見えない」

という、AI時代における世界共通の不安の始まりなのかもしれません。

かつて、人口増加は“希望”でした。

 

しかしAI時代において、それは本当に強みであり続けるのでしょうか。

ケニアのGen Zデモは、未来世界の“予告編”なのかもしれません。

 

アサンテサナーニコニコニコニコニコニコ

ありがとうございましたーニコニコニコニコニコニコ