今日のビリー
眠い…
昨日2023年6月10日にTBSの報道特集の中で「トゥレット症の若者たち」と題したプログラムが放送されました
期間限定でTVerで見られるそうです
TBSの報道特集は過去にも何回かトゥレットを取材した番組を放送しています
取材しているのはCBC中部放送の記者の方で、その姿勢は一貫してトゥレットを原因不明の「悪魔の病気」と呼び
トゥレットの当事者をこんなに可哀想な人たちがいるんですよとある意味見せ物的に報道するというものです
音声チックや運動チックを勝手に出てくる不随意運動であるとしていて
治療法としては脳外科手術であるDBSしかないが、効果があるとは限らないと、トゥレットを訳の分からない怖くて可哀想な病気に仕立て上げようとしているようにすら思えます
実は昨年のこの記者の「悪魔の病気」という言い方に違和感を持ったので、CBCにメールを送りました
チックは勝手に出てくるものではないし、CBITという治療法も存在しています
登場しているウーバーの配達員の方にCBITを試してみることも出来ますよ
というような内容を書いたのでしたが、全く何の反応もありませんでした(⌒-⌒; )
チックやトゥレットを世の中に認知してもらうという点ではテレビ報道は大きな意味を持つとは思うのですが
あの放送を見たチック、トゥレットの子供を持つお母さん、お父さんたちは
ただただ絶望的な気持ちになるだけではないかと心配だし
もっとCBITのこととか、先日の小児神経学会での発表とかをしっかりと取材しろよと若干憤りに近いものを感じてしまいます
なんかアクション起こさなきゃいかんですかね
でわ
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CBIT(シービット)キダメソッドっていったい何のこと?と思われている方に少し解説させてください
トゥレット障害の主たる症状である運動チックや音声チックは、精神神経科や神経内科などで処方してもらえるお薬で改善させることは非常に難しいです。
中には薬でチックが減ったとおっしゃる場合もないではありませんが、大抵はものすごく眠くなって起きていることができないくらいの副作用が出たりします。
結局は薬でチックを減らすというのは、精神と神経の活発な活動を鈍くして、限りなく眠っている状態に近づけてチックを減らすということに他ならないのです。
漢方薬や鍼灸、整体などでチックを改善すると謳うところもあるようですが、私自身はそれが効いたという話を聞いたことがありません。
一方で、CBIT(シービット)は、アメリカ、カナダではチックの改善のための第一選択肢とされており、顕著な改善効果が得られることが権威ある学術雑誌に掲載された論文でも述べられています(https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/185896)。
CBIT(シービット)は簡単に言うと、チックを拮抗反応というチックが出せなくなる筋肉の動きでブロックして、チックを出さそうとする衝動を抑え込み、その衝動を減らしていくことによりチックが出にくくなるようにしていくという行動療法です。
行動療法という呼び方でも分かる通り、CBIT(シービット)は心理療法ではありません。むしろ筋トレのようなトレーニングと思った方が当たっています。
CBIT(シービット)は、100%のトゥレット障害のチックに効果があるというわけではありませんが、私自身がセッションをしてきた経験から言うと、7割以上の方に大きな改善が見られています。
そのCBIT(シービット)に実際の臨床経験から様々な工夫、改良、改善を加えて出来上がったのがCBIT(シービット)キダメソッドです。
具体的な体験者の声はこちらのリンクからご覧いただけます(http://cbitjapan.com/cbit-voice/)。
もう少し詳しいCBIT(シービット)キダメソッドの説明を知りたい方は、こちらの無料通信メール講座に登録お願いします(https://48auto.biz/cbitjapan/touroku/entryform2.htm)。
CBIT(シービット)キダメソッドと一般社団法人日本CBIT療法協会についての情報は、公式ウェブサイト(http://cbitjapan.com/)をご覧ください。
ウェブサイトはごちゃごちゃしてわかりにくいから嫌だという方は、こちらのページがお薦めです(http://lp.cbitjapan.com/lp-sp/)。
もしお子さんが運動チックや音声チックで苦しんでいて、お母さんやご家族も精神的に疲れはててしまっているのなら、ぜひCBIT(シービット)キダメソッドを試してみられることをお勧めします。
お問い合わせは木田(kidatpyo@cbitjapan.com)までお気軽にどうぞ。
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