1日1回20分の深呼吸練習をやってみましょう | てつおのチック、トゥレット、CBIT(シービット)キダメソッドのブログ

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チック、トゥレットのための日本CBIT(シービット)療法協会代表 キダメソッド

今日のビリー

ん、なんですか?

 

 

 

CBITはチックを大幅に減らしていくのにとても有効ですが

日本で正式にライセンスを取ってセッションをやっているのが私だけということもあり

それなりに費用もかかりますし

本当に効果あるのかいなという懸念もあって、なかなかやることに踏み切れないお母さん、お父さんたちも多いのではないかと思います

CBITの教科書もありますし

私もブログやこのメルマガでCBITのやり方を解説していますので

ご自分でやってみることも出来ることは出来ますが

身内がやろうとするとどうしてもお互い甘えが出てしまってなかなか上手くいきません

そこで、こんなことを試してみてはいかがでしょう?という提案です

1日1回20分間の深呼吸の練習を7日間やってみてください

その際、机の前で椅子に座って、両手を机の上に広げて置き

足はしっかりと床を踏みしめます

身体は一切動かさないようにします

目が痒くても、鼻がムズムズしても触ってはいけません

脚を動かすのもNGです

口の周りの筋肉に力を入れます

深呼吸はやりやすいやり方で構いませんが、音声チックのある場合は口から吸って鼻から吸います

目はつぶります

たっぷりと息を吸い込むことを心がけます

チックを出さずにスッキリ出来ない状態を作るのが肝です

チックを出したくなったら、腕や脚に力を入れて耐えます

深呼吸を始める前に、チックを出したい気持ち(ムズムズ感)全体を数字にするといくつかをお子さんに聞いてメモします

3分毎にこの数字がどうなっているかを聞きます

毎日やっているうちに、この数字は小さくなっていくはずです

はっきり言って、最初のうちはお子さんにとってこの深呼吸は辛いです

でも、段々と楽になっていきます

楽になるイメージをお母さん、お父さんが声に出して言ってあげましょう

7日間この20分深呼吸を続ければ、お子さんのチックに必ずなんらかの変化があるはずです

途中で逆にチックが強くなったように感じられることもあるでしょうが

深呼吸を続けていれば減っていきます

深呼吸が効くという実感を持てたなら

もっと時間を長くしてもいいですし

回数を増やしてもいいでしょう

とにかくまずはトライです

お母さん、お父さんも一緒にやってあげてくださいね

 

でわ

 

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CBIT(シービット)キダメソッドっていったい何のこと?と思われている方に少し解説させてください

 

トゥレット障害の主たる症状である運動チックや音声チックは、精神神経科や神経内科などで処方してもらえるお薬で改善させることは非常に難しいです。

中には薬でチックが減ったとおっしゃる場合もないではありませんが、大抵はものすごく眠くなって起きていることができないくらいの副作用が出たりします。

結局は薬でチックを減らすというのは、精神と神経の活発な活動を鈍くして、限りなく眠っている状態に近づけてチックを減らすということに他ならないのです。

漢方薬や鍼灸、整体などでチックを改善すると謳うところもあるようですが、私自身はそれが効いたという話を聞いたことがありません。

一方で、CBIT(シービット)は、アメリカ、カナダではチックの改善のための第一選択肢とされており、顕著な改善効果が得られることが権威ある学術雑誌に掲載された論文でも述べられています(https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/185896)。

CBIT(シービット)は簡単に言うと、チックを拮抗反応というチックが出せなくなる筋肉の動きでブロックして、チックを出さそうとする衝動を抑え込み、その衝動を減らしていくことによりチックが出にくくなるようにしていくという行動療法です。

行動療法という呼び方でも分かる通り、CBIT(シービット)は心理療法ではありません。むしろ筋トレのようなトレーニングと思った方が当たっています。

CBIT(シービット)は、100%のトゥレット障害のチックに効果があるというわけではありませんが、私自身がセッションをしてきた経験から言うと、7割以上の方に大きな改善が見られています。

そのCBIT(シービット)に実際の臨床経験から様々な工夫、改良、改善を加えて出来上がったのがCBIT(シービット)キダメソッドです。

 

具体的な体験者の声はこちらのリンクからご覧いただけます(http://cbitjapan.com/cbit-voice/)。

もう少し詳しいCBIT(シービット)キダメソッドの説明を知りたい方は、こちらの無料通信メール講座に登録お願いします(https://48auto.biz/cbitjapan/touroku/entryform2.htm)。

CBIT(シービット)キダメソッドと一般社団法人日本CBIT療法協会についての情報は、公式ウェブサイト(http://cbitjapan.com/)をご覧ください。

ウェブサイトはごちゃごちゃしてわかりにくいから嫌だという方は、こちらのページがお薦めです(http://lp.cbitjapan.com/lp-sp/)。

 

 

もしお子さんが運動チックや音声チックで苦しんでいて、お母さんやご家族も精神的に疲れはててしまっているのなら、ぜひCBIT(シービット)キダメソッドを試してみられることをお勧めします。

お問い合わせは木田(kidatpyo@cbitjapan.com)までお気軽にどうぞ。

 

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