まだ最後まで読めていないけど、面白いのでこの時点で紹介。
著者である彬子女王というのはただ単純に名字がないからで、これが本名と言われると少し違和感がある。
今上天皇のハトコである彬子女王がイギリスの伝統あるオックスフォード大学に留学したのをまとめた著書になる。
文章がすごく読みやすく、スラスラと進んでしまう。それだけだとスルッと読み終えて何も残らないことがあるが、事実であるのに内容が 独特過ぎて記憶に強く刻まれる。
それだけでなく自分の失敗談を交えつつ気をつけるべき要点を詳細に説明していて、これから留学や旅行をする人に対してもとてもためになる。
自分のような一般的な日本人が出会わないような体験が書かれているのが特に印象的である。
例えば、皇族の護衛を行う側衛官という公務員がいて、日本国内ではつきっきりで警護される(p47)。ただ、護衛するにも規則があり、海外だと 国によってついたりつかなかったりしていて、今回留学した際はつかなかったようだ。理由にイギリスがEU圏内ということだったが、イギリスがEUにいた頃の話なので、今はどうなっているか非常に気になる。
また、皇族は住民票がなく、国民健康保険に入っていない(p133)もすごく読んでいて気になった。
国が国民皆保険を前面に出しているのに皇族は入っていないということ。皇族はある意味、日本を表している人たちではあるので、最低限国民が受ける権利、義務などをベースとして受けさせてあげればと思う。
そんな一般の日本人には味わえない非日常的な体験を味わえる面白い本である。