銀行預金における複利効果
銀行預金では利率があり、そのまま預け続けると複利効果が発生する。100万円を利率1.0%で預け続けると以下のようになる。
1年目:1,000,000円×1.0%=1,010,000円
2年目:1,010,000円×1.0%=1,020,100円(ここでの複利効果は100円)
3年目:1,020,100円×1.0%=1,030,301円 (ここでの複利効果は301円)
長く続けると複利効果が大きくなり、100万円を預けた人の利益となる。
投資信託における複利効果とは?
投資信託ではお金の動きが基準価額、分配金という預金とは違った方式になるため、複利効果がわかりにくく、複利効果を実感しにくいので整理する。
基準価額と分配金とは
基準価額とはその投資信託の価格である。総資産を投資した口数で割ったものになる。例えば100人がそれぞれ一口1万円を投資した場合は、総資産は100万円、基準価額は決め方によるが1万円となる。
また、あらかじめ決めた日に投資した人に一定のお金を分配すると分配金となる。
上記の例に合わせると、総資産100万円が1年後に110万円になり、プラスとなった10万円を投資した人に分配すると一口あたり1000円の分配金となる。
再投資のパターン
投資信託によっては分配金を出したり、増えた分を新たな投資にする場合がある。また、投資者が出た分配金をそのまま再投資する場合があり、まとめると以下のパターンとなる。
- 投資信託側の方針
分配金を出さない:増えた10万円を新たな投資に回す
分配金を出す:増えた10万円を投資家に配分する
- 投資家の判断(上記で分配金を出すとした場合)
分配金を受け取る:分配金の1000円を受け取り、自分の財布に入れる
分配金の再投資:分配金の1000円を一旦受け取るが、また再投資する
この中で複利効果が出るのが、「投資信託側の分配金を出さない方針」(①)である場合、「投資家の分配金を再投資」(②)になる。
具体的な複利効果とは?
上記の①「投資信託側の分配金を出さない方針」では、1年後にプラスとなったお金を新たな投資をする。2年後には配当しなかった分も新たなプラスになり、総資産が複利的に増加していく。合わせて基準価額が増加して行くことで複利効果が発生する。基準価額が単純増加ではなく配当や再投資分も合わせて増加していく形となる。
また、②「分配金の再投資」では基準価額は上記ほど増えていかないが、投資家が再投資する際に口数が増え、口数が増えていくことが複利効果となる。
参考文献
https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/about/basic/index.html


